実は日産 アリアと競合!? 話題のヒュンダイ最新EV 新型アイオニック5は凄いのか

アイオニック5の気になる実力をアリアと比較!!

 動力性能や航続距離を引き合いに出したアリアのスペックと比較してみよう。

【2WD】
218馬力のモーター+65kWhのバッテリー/航続距:450km
242馬力のモーター+90kWhのバッテリー/航続距離:610km

【4WD】
前後合計340馬力のモーター+65kWhのバッテリー/航続距離:430km
前後合計394馬力のモーター+65kWhのバッテリー/航続距離:580km

 このような4つのバリエーションを設定する見込みになっている。アイオニック5は、動力性能ではアリアほど強力ではないバランス型、航続距離はバッテリー容量以上に電費が良くないのか、アリアに見劣りする印象だ。

アイオニック5は2WDと4WDをそれぞれ設定。2WDの航続距離は429km(価格:約514万4000円)。4WDの航続距離は390km(価格:約543万5000円)※日本円換算
アイオニック5は2WDと4WDをそれぞれ設定。2WDの航続距離は429km(価格:約514万4000円)。4WDの航続距離は390km(価格:約543万5000円)※日本円換算

 また、アイオニック5の韓国での価格は2WD/5303万ウォン(約514万4000円)から、4WD/5603万ウォン(約543万5000円)からと、補助金などを加味すると実質500万円からと発表しているアリアに近い設定に見える。

 なおアイオニック5にはバッテリー容量72.6kWhから58.0kWhに減らし、価格も約30万円下げた仕様も近々追加される(アイオニック5が500万円級のクルマなのを考えると、存在意義に疑問を感じるところもあるが)。

◆  ◆  ◆

 アイオニック5は、アリアと比べてみると、動力性能などアリアほどエモーショナルなところはないように感じるが、アリアの価格などによっては評価が変わる可能性もあるだけに、日本人も存在を頭のどこかに置いておくべき存在といえるのではないだろうか。

【画像ギャラリー】日産「アリア」ヒュンダイ「アイオニック5」日韓新世代EVを見比べる

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