■モダンで使いやすいRAV4そのもののインテリア
運転している時のバディは、バディであることを忘れさせる。乗り味がほぼRAV4だし、内装もほぼRAV4そのままだからだ。
内装に関しての変更点は、ドアトリム上部とシートのレザー(合成皮革)&ステッチのみ。レザー色は18色から選ぶことができて、オプション価格は43万7800円。
残念ながらシートは座ると隠れて見えないし、形状もノーマルのRAV4と同じなので、アメリカンなゆったりした雰囲気もない。これなら、このオプションは付けなくてもいいかも……というのが、正直な感想だ。
■計18色も用意! ポップでカラフルなボディカラーも魅力
もうひとつ、バディの魅力は、計18色のボディカラーが用意されていることにある。バディの命はアメリカンな雰囲気。つまり見た目が命だ。そのためには、ボディカラーはきわめて重要だ。
バディには、標準カラー6色、オプションカラー6色(39万6000円)、ツートーンのオプションカラーが6色(48万4000円)、計18色が用意されている。その色がなかなかイカしている。ノースカロライナブルーとホワイトのツートーンあたりは、まさにアメリカン・グラフィティの雰囲気だ。
試乗した標準カラーのグローブワンホワイトパール(8万8000円高)でも、それっぽい雰囲気はしっかり感じられたが、せっかくならツートーンと、タイヤ&ホイールのオプションを奢りたい。その2つだけで74万8000円! う~ん、決してお安くはないですなぁ。
実はバディそのものが、決してお安くはない。それでも欲しい人がたくさんいる。それだけの魅力が備わっているということだ。
■ミツオカ・バディ20ST FF 主要諸元
全長×全幅×全高:4730×1865×1685mm
ホイールベース:2690mm
車両重量:1560kg
エンジン:1986㏄、直4ガソリン
最高出力:171ps/6600rpm
最大トルク:21.1kgm/4800rpm
タイヤサイズ:225/70R16
価格:469万7000円
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