ミツオカ・バディを徹底試乗! 納期2年待ちは伊達じゃなかった!

■モダンで使いやすいRAV4そのもののインテリア

コクピットはステアリング中央のMITSUOKAのロゴ以外はRAV4と同じ。エントリーナビキットやカメラ別体ドライブレコーダーはディーラーオプション
コクピットはステアリング中央のMITSUOKAのロゴ以外はRAV4と同じ。エントリーナビキットやカメラ別体ドライブレコーダーはディーラーオプション
取材車には専用レザーシート&トリムセット(全席・合成皮革、ステッチ付き)が装着されていた
取材車には専用レザーシート&トリムセット(全席・合成皮革、ステッチ付き)が装着されていた
リアシートは広々としていて実用性が高い
リアシートは広々としていて実用性が高い

 運転している時のバディは、バディであることを忘れさせる。乗り味がほぼRAV4だし、内装もほぼRAV4そのままだからだ。

 内装に関しての変更点は、ドアトリム上部とシートのレザー(合成皮革)&ステッチのみ。レザー色は18色から選ぶことができて、オプション価格は43万7800円。

 残念ながらシートは座ると隠れて見えないし、形状もノーマルのRAV4と同じなので、アメリカンなゆったりした雰囲気もない。これなら、このオプションは付けなくてもいいかも……というのが、正直な感想だ。

■計18色も用意! ポップでカラフルなボディカラーも魅力

3種類のテーマが与えられたバディのボディカラー(バディのカタログ/左側)
3種類のテーマが与えられたバディのボディカラー(バディのカタログ/左側)
バディのボディカラーカタログの右側。最上段はモノトーン(標準カラー)、中段はモノトーン(オプションカラー)、下段はツートーンカラー(オプションカラー)
バディのボディカラーカタログの右側。最上段はモノトーン(標準カラー)、中段はモノトーン(オプションカラー)、下段はツートーンカラー(オプションカラー)

 もうひとつ、バディの魅力は、計18色のボディカラーが用意されていることにある。バディの命はアメリカンな雰囲気。つまり見た目が命だ。そのためには、ボディカラーはきわめて重要だ。

 バディには、標準カラー6色、オプションカラー6色(39万6000円)、ツートーンのオプションカラーが6色(48万4000円)、計18色が用意されている。その色がなかなかイカしている。ノースカロライナブルーとホワイトのツートーンあたりは、まさにアメリカン・グラフィティの雰囲気だ。

清水さんお気に入りのノースカロライナブルーとホワイトのツートーンカラー
清水さんお気に入りのノースカロライナブルーとホワイトのツートーンカラー

 試乗した標準カラーのグローブワンホワイトパール(8万8000円高)でも、それっぽい雰囲気はしっかり感じられたが、せっかくならツートーンと、タイヤ&ホイールのオプションを奢りたい。その2つだけで74万8000円! う~ん、決してお安くはないですなぁ。

 実はバディそのものが、決してお安くはない。それでも欲しい人がたくさんいる。それだけの魅力が備わっているということだ。

バディは青い空、砂浜が実によく似合う
バディは青い空、砂浜が実によく似合う
アメリカンピックアップが店頭に飾ってあるエアストリームのショップ前にて
アメリカンピックアップが店頭に飾ってあるエアストリームのショップ前にて


■ミツオカ・バディ20ST FF 主要諸元
全長×全幅×全高:4730×1865×1685mm
ホイールベース:2690mm
車両重量:1560kg
エンジン:1986㏄、直4ガソリン
最高出力:171ps/6600rpm
最大トルク:21.1kgm/4800rpm
タイヤサイズ:225/70R16
価格:469万7000円

【画像ギャラリー】本項で載せきれなかったバディの画像も大公開!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

マツダ6、実は水面下で開発が続いていた!? 注目新車情報、グッズが当たるアンケートも展開「ベストカー4月26日号」

マツダ6、実は水面下で開発が続いていた!? 注目新車情報、グッズが当たるアンケートも展開「ベストカー4月26日号」

終売が報じられたマツダ6はこのまま終わるのか? 否!! 次期型は和製BMW3シリーズといえるような魅力度を増して帰ってくる!? 注目情報マシマシなベストカー4月26日号、発売中!