新型レガシィアウトバック予約受注開始 価格は414.7万円から!

■さっそく見積りをもらってきた

9月2日から予約受注がスタートしたレガシィアウトバックの見積りをもらってきた。サンルーフやナッパレザー(LIMITED EX)は選択しなかった
9月2日から予約受注がスタートしたレガシィアウトバックの見積りをもらってきた。サンルーフやナッパレザー(LIMITED EX)は選択しなかった

 9月2日から予約受注が始まったので、さっそくいつもお世話になっているスバルディーラーにお伺いし、見積もりをもらってきた。

 両グレードともにETCやドライブレコーダー、カーゴマット、ウルトラグラスコーティングなど付属品が34万1035円加算、諸費用が約35万円で乗り出し価格は以下の通りとなった。予約受注する場合は内金を入れて申し込むとのこと。生産が遅れていて、先が読めないため、なるべく早く予約してほしいとのことだった。

■レガシィアウトバックX-BREAK EX
●車両本体価格/414万7000円+付属品、諸費用合計=483万6130円
■レガシィアウトバックLIMITED EX
●車両本体価格/429万円+付属品、諸費用合計=498万1530円

■このクラスは独壇場? アウトバックはライバル車に対してどうなのか?

レガシィアウトバックは北米優先からボディが肥大化し、代わりに国内仕様としてレヴォーグを発売した経緯があるが、こちらのスタイルを好むファンは多い
レガシィアウトバックは北米優先からボディが肥大化し、代わりに国内仕様としてレヴォーグを発売した経緯があるが、こちらのスタイルを好むファンは多い
ある意味クラシカルなヨーロッパのシューティングブレーク風たたずまいを持つレガシィアウトバックはレヴォーグにはない魅力がある
ある意味クラシカルなヨーロッパのシューティングブレーク風たたずまいを持つレガシィアウトバックはレヴォーグにはない魅力がある
ボルボV60クロスカントリーは全長×全幅×全高が4785mm×1895mm×1505mm、最高出力254ps、最大トルク35.7kgmと、アウトバックに対し動力性能のアドバンテージを持つ
ボルボV60クロスカントリーは全長×全幅×全高が4785mm×1895mm×1505mm、最高出力254ps、最大トルク35.7kgmと、アウトバックに対し動力性能のアドバンテージを持つ

 日本車にはこのクラスのクロスオーバーはなく、アウトバックと競合しそうなのはマツダ6のステーションワゴンだけだ。

 マツダ6ステーションワゴンは2012年登場とモデルは古いが、毎年のように行われる改良により大きな弱点はない。また、4WD性能も高く、MTもある2.2ディーゼルターボが設定されるという強みもある。

 価格もアウトバックに近いところでXDプロアクティブ4WD/375万1000円、XD Lパッケージ4WD/429万5000円(それぞれAT)と納得できる値付けだ。

 しかし、マツダ6ステーションワゴンはステーションワゴンという時点で、クロスオーバーが欲しい人はマツダ6ステーションワゴンをあまり考えず、アウトバックを選ぶのではないだろうか。

輸入車ではどうか? それぞれ250馬力級の2リッターガソリンターボを搭載するアウディA4オールロードクワトロ(634万円)と、ボルボV60クロスカントリー(579万円から)が思い浮かぶ。

 どちらもアウトバックに対し動力性能のアドバンテージを持ち、V60クロスカントリーは210mmというアウトバック並みの最低地上高を確保しているが(A4オールロードクワトロは170mmと高くない)、如何せん100万円以上の価格差は決定的で、アウトバックと迷う人はあまりいないのではないだろうか。

 つまり、アウトバックは日本車唯一のラージクロスオーバーとなるため、直接的なライバル車はないと言っても過言ではなく、比べられることも少ない。それだけに大きな販売台数ではないとしても、堅調に売れ続けるのではないだろうか。

■レガシィアウトバック・X-BREAK EX
・ボディサイズ:全長4870×全幅1875×全高1670mm(1675mm)
・ホイールベース:2745mm
・最低地上高:213mm
・車両重量:1680kg(1690kg)
・エンジン:CB18型1795㏄、水平対向4気筒DOHC16バルブ・デュアルAVCS直噴ターボDIT
・最高出力:177ps/5200rpm~5600rpm
・最大トルク:30.6kgm/1600~3600rpm
・使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
・トランスミッション:リニアトロニック(マニュアルモード付き)
・サスペンション:F/ストラット、R/ダブルウィッシュボーン
・WLTCモード燃費:13.0km/L
※カッコ内はLIMITED EX

【画像ギャラリー】新型レガシィアウトバック初出し画像50点掲載!! 写真をチェックして先行予約商談に備えよ!!!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

あのトヨタスターレットが再び公道に舞い降りる!? 日産×ホンダ協業分析など新社会人も楽しめるゾ「ベストカー5月10日号」

あのトヨタスターレットが再び公道に舞い降りる!? 日産×ホンダ協業分析など新社会人も楽しめるゾ「ベストカー5月10日号」

トヨタの韋駄天が覚醒する! 6代目NEWスターレットのSCOOP情報をはじめ、BC的らしく高級車を大解剖。さらに日産・ホンダの協業分析、そして日向坂46の富田鈴花さんがベストカーに登場! 新社会人もベテランビジネスマンまで、誰もが楽しめるベストカー5月10日号、好評発売中!