■「顔」の変更と2列シートが登場
2018年1〜6月の車名別累計販売台数で、1位セレナ(56,095台)、2位ヴィクシー(47,702台)に続く、日本で3番目に売れているミニバン、トヨタ・シエンタ(45,417台)が、この9月11日、マイナーチェンジを発表、同日より発売した。
今回のシエンタ、大きな改良点は「フロントマスクの変更」と「2列シート車(5人乗り)の新設定」。
【外観デザイン変更】
フロントバンパー、フロントグリル、ヘッドランプ、リヤランプ、ホイールキャップの意匠を変更。外板色にツートン全6色を新設定。モノトーンは新規設定色ベージュなどを含む全10色を設定。
【2列シート車を新設定】
2列目シートを倒すことで、フラットで最大荷室長2065mmの大容量ラゲージを実現し。26インチのマウンテンバイク2台の積載や、車中泊なども可能になった。デッキサイド両側には、ユーティリティホールが9個ずつ装備。
【安全装備も充実】
アクセルとブレーキを踏み間違えた時などに、障害物を検知して自動でブレーキをかけるインテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ<静止物>)を新設定。
歩行者(昼間)検知機能を追加した、Toyota Safety Senseを設定。
車両を上から見たような映像をナビゲーション画面に表示するパノラミックビューモニターをオプション設定。
【快適機能も追加】
パワースライドドア予約ロック機能(スマートロック操作)を新設定。パワースライドドアのクローズ中に施錠操作を行うと、クローズ後の施錠を予約できる。
後席への荷物の置き忘れを通知する、リヤシートリマインダーを日本初採用。後席ドアの開閉でシステムが作動し、走行後、車両を停車しイグニッションをオフにすると、マルチインフォメーションディスプレイに荷物置き忘れ防止の通知メッセージが表示される。
車両本体価格は177万6600円〜253万2600円。トヨタ全店扱いで、月販目標はかなり強気な7600台。
それだけトヨタも自信のあるマイチェンだということで、しばらくしたら街中で多く見かけることになりそう。
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