久々復活となったロータリーエンジン。RX-7やRX-8とは異なりエンジン駆動ではなく、発電用エンジンとなるも、やっぱり嬉しいモノ。そしてそれを記念したMX-30の特別仕様車が引いてしまうほどのレベルなのだった。
文:ベストカーWeb編集部/写真:小林岳夫・マツダ
■専用キーに注目!! ロータリーファン垂涎モノ
MX-30 ロータリーEVに設定された「エディションR」なる限定車なのだが、そのこだわりが超絶スゴい。
専用ボディカラーや専用装備だらけなのは当然のことながら、個人的にグッときたのがリモコンキーだ。
一見するとCX-5などほかのモデルと一緒じゃん!! って見た目なのに、ロータリーエンジンをモチーフにデザインされているのだ。
そう、アペックスシールが収まる溝と同じ溝をキーに採用!! しかもこれ縮尺も変えずに、まんまのサイズというこだわりっぷり。
そのうえフロアマットにもロータリーマークを刻印!! さらにさらにフロントシートのヘッドレストにもロータリーマークを入れるほどのこだわりなのだ。こりゃもうファンからしたらよだれモノ!!!!!!
■R360クーペの再来!? マツダエッセンス凝縮のデキ
そしてボディカラーも超そそる!! 2020年にマツダが創業100周年を迎えた際にラインアップされた特別仕様車にも使われたカラーが今回もルーフの一部に採用。
これじつはR360クーペのルーフに使用されていたマローンルージュという大人びた赤を現代風にアレンジ。とはいえ色味は変えずにメタリックに変更された程度で、見た目はほぼ当時と同じだという。
ロータリーエンジンはマツダにとってシンボル的存在。そのエンジンが久々の復活となり、社内も超盛り上がっているのだった。
使い方はこれまでと大きく異なってしまったが、ロータリー精神は不滅というワケ!! この限定車もマツダの熱すぎる思いが詰まっているのだ。
ちなみに価格はベースモデルの423万5000円から少々アップ(!?)の491万7000円ですー。でもこの専用装備の内容を見れば納得のプライスだ!!
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