■多彩な運転支援機能を搭載
運転支援機能がアップデートされたことも新型カントリーマンの大きなトピックだ。最大の話題は「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」。親会社でもあるBMWがいち早く日本導入したこの優れた機能が、カントリーマンでも使用できることになった。
この他、アダプティブ・クルーズコントロールやレーンチェンジ・ウォーニング(車線変更警告)、レーンディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告)、クロストラフィック・ウォーニングなどを搭載しているほか、輸入車としては貴重な「ペダル踏み間違い急発進抑制機能」も、BMW車に準じて採用している。
後付けすることが多いドライブレコーダーを標準装備している点もありがたい。前方はもちろん後方録画にも対応しているので、気が滅入るおあり運転の証拠映像なども記録できる。
さらにはインテリジェント・パーソナルアシスタントを搭載しているので、自然な音声でカーナビやエアコンをコントロールすることが可能だ。
■全4グレードでガソリンとディーゼルが選べる
MINIカントリーマンのグレード構成だが、ラインナップは全部で4つ。
まずベーシックな1.5L直列3気筒ガソリンターボを積むのが「C」、2Lの直列4気筒クリーンディーゼルターボを積むのが「D」、2L直列4気筒ガソリンターボに4WDシステムを組み合わせた「S ALL4」、高出力な2L 4気筒ガソリンターボを4WDと組み合わせた「ジョン・クーパー・ワークス」となる。
最高出力とトルクだが、「C」が115kW(約156ps)/230Nm、「D」が110kW(約150ps)/360Nm、「S ALL4」が150kW(約204ps)/300Nm、「ジョン・クーパー・ワークス」が233kW(約317ps)/400Nmだ。価格はこの順に489万円、509万円、566万円、667万円となる。
新たにオンラインストアでの365日24時間注文も可能となったMINIカントリーマン。追ってBEV仕様も投入されそうだが、最後となりそうなエンジン仕様を手に入れるのは悪くないだろう!
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コメント
コメントの使い方すごい今更だけど「MINI」の名前やめてほしいくらいデカくなってしまったね。クラッシックミニ乗りとしては、もはや嫌悪感がして見てて不快なくらい。車単体としては良いのだろうが、MINIを名乗るなら、デザインだけを真似るのではなく、初代の開発コンセプトも忘れないでほしい。
今のMINIはあくまでオマージュであって、クラシックミニとは別物と考えるべき
ユニオンジャックでイギリスを必死にアピールしているが、中身はドイツ車
もしクラシックミニと同じコンセプトで作ったら、現代では酷いクルマになるだろう
クラシックミニは根っからのポンコツさが魅力なのだから
今のMINIにもポンコツな雰囲気はあるが、それは表面的に意図して作っているだけで、中身はちゃんとBMW
100万円安いレイバックと比較してみて下さい。シートの出来、内装の建付け、安全装備や便利装備、走行性能全てでMINIは負けます。
というか安全装備や居住性では価格が半分以下のクロストレックやヤリス&カローラクロスにも敵わないわけで、どうして名前を出したのか謎。
この車種は、どうしてもMINIじゃないといけなくて裕福でもあるという人が家族用に買う車ですよ。
言い換えれば、MINIは「シートの出来、内装の建付け、安全装備や便利装備、走行性能全て」が悪くても高値で売れるということ
そして、トヨタやスバルは「安全装備や居住性」が高い割に価格が安い、という点でしか売れないということ
なぜそれでも日本車より欧州車が高値で売れるのか
それは上記以外、例えばブランド、スタイル、価値観などの大きな魅力を持っているからに他ならない