■法人利用のほか個人ユースでの販売も
さらにインテリアでは環境に配慮した素材としてシートにバイオ合皮を採用している。
パワートレーンとなるGMと共同開発した燃料電池システムは、「CLARITY FUEL CELL」に搭載していたものと比較した場合、白金使用量の削減やセル数の削減、量産効果などでコストを3分の1にするとともに、耐久性を2倍に向上させさらに耐低温性も大幅に向上。
また、燃料電池システムを中心としたパワーユニットを一体化することで小型軽量化を実現。ベースとなるCR-Vのエンジンマウントをそのまま活用可能で、コスト低減だけでなく、衝突安全性も向上させている。さらに振動や騒音がクラリティフューエルセルと比較して大幅に低下し、走りの上質感を大きく向上させたという。
AC充給電コネクターは日本と米国における普通充電の規格である「SAE J1772」を採用したことで、ACコンセントに接続して気軽に車両の充電を行うことができる。また、普通充電ポートにAC車外給電用コネクター「ホンダパワーサプライコネクター」を接続することで、最大1500WのAC給電が可能な外部給電機能も装備している。
さらに日本仕様には荷室内に設置されたCHAdeMO方式のDC給電コネクターに「Power Exporter e:6000」、「Power Exporter 9000」などの可搬型外部給電機を接続することで、非常時や屋外イベントなどで高出力の電力供給が可能なDC外部給電機能も装備している。
今のところ、ホンダから詳細なスペックや価格などはいっさいアナウンスされていないが、国内では企業や官公庁、地方自治体など法人リースのほか、個人用の乗用モデルとしてに販売する予定だ。日本での今夏の登場が待たれる!
【画像ギャラリー】国産初の外部充電可能なFCV「CR-V e:FCEV」がワールドプレミア!(35枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方水素の可能性がまた一つ増えた気がする。
トヨタだけでなくホンダにも頑張って欲しい。
偽りの無い脱炭素は、こういった形で成し遂げたい。
よし、日本水素勢によるEV包囲網は着実に強くなってきた。
日本企業なのに技術力が低いのか日本嫌いなのかEV推す連中、トヨタに勝てなかった欧米EV勢、まとめて撃破できる未来がいずれやってくる。
BEVとしても走れる、と知って興味持ったけれど、たった60kmなので緊急時に水素ステーションに辿り着く用なんですね。
そりゃそうですね、せっかく水素によって重く危険なバッテリーから解放されるってのに、大量に追加したら意味がない。
e:HEVくらいのバッテリー量を追加する形なのかな。