約10年ぶり全面改良でEVモデルもラインナップ! 新型MINIクーパー3ドアモデル登場!!

■インテリアデザイン

 新型MINIクーパー 3ドアの温かく広々としたインテリアは、完全なデジタル化が施されている。

 ステアリング・ホイールの背後に配置されていたメーターパネルは廃止され、運転に必要な全ての情報は、ヘッドアップ・ディスプレイに映し出すことが可能である。様々なものを削ぎ落とし、巧みにデザインされた高品質なコンポーネントによって、前方への視界が開け、広々とした室内空間を実現している。

 広々としたカーブを描くダッシュボードには、布地を連想させる新しい素材を始めて採用している。

 リサイクル・ポリエステルを使用したこの新素材は、特別に開発された編み物を作るような製造プロセスにより、手入れが簡単な構造になっており、新型MINI Cooper 3 Doorの新しいインテリアは、温かみのある新素材によって作られている。

 最先端の有機ELテクノロジーが採用された大型の円形センター・ディスプレイには、直径240mmの高品質ガラスが使用され、最適化された高感度タッチ機能を装備している。

円形・大型のディスプレイが目を引く。写真はSE
円形・大型のディスプレイが目を引く。写真はSE

 スマートフォンを操作するような直感的な操作が可能であり、メイン・メニューでは、各機能がウィジェットとして横並びに配置され、スワイプやタッチで操作する。

 メーターパネルとしての機能はもちろんの事、AR機能付きナビゲーション・システム、メディア、電話、エア・コンディショナー、各種設定等々、すべての操作を一括して円形有機ELディスプレイで実施する。

■MINIエクスペリエンス・モード

 全車標準装備の「MINIエクスペリエンス・モード」により、新型MINIクーパー 3ドアでは、インテリアの雰囲気を一変させることが可能である。

 ダッシュボード上に最大7パターンの光のグラフィックを投影させることで、光のパターンとアンビエント・イルミネーション、そして新たに作られたMINIドライビング・サウンドによりインテリア全体の印象が変化する。

 各モードのそれぞれのデザインにはダイナミックな背景があり、個人の好みに応じて選択することが可能である。これらの新たな機能は、個性を活かす手段ともなり、例えば、パーソナル・モードでは、お気に入りの画像をディスプレイの背景に設定することができ、また、ビビッド・モードを設定すると、流れている音楽のカバー・アートの色に合わせたライト・エフェクトが25色の中から自動で選定され、ダッシュボード上に投影される。

 この新たな没入感のあるユーザー体験により、新型MINIクーパー 3ドアのインテリアにさらなる表現力を与えている。

■主要諸元
・MINIクーパー C 3ドア……全長3875mm、全幅1745mm、全高1455mm、ホイールベース2495mm、排気量1498cc、直列3気筒ガソリン・エンジン、最高出力115kW/5000rpm、最大トルク230Nm/1500-4600rpm。

・新型MINIクーパー S 3ドア……全長3875mm、全幅1745mm、全高1455mm、ホイールベース2495mm、排気量1998cc、直列4気筒ガソリン・エンジン、最高出力150kW/5000rpm、最大トルク300Nm/1450-4500rpm。

・新型MINIクーパー E 3ドア……全長3860mm、全幅1755mm、全高1460mm、ホイールベース2525mm、最高出力135kW、最大トルク290Nm、リチウム・イオン・バッテリー容量126.0Ah/40.7kWh、一充電走行距離305km。

・新型MINIクーパー SE 3ドア……全長3860mm、全幅1755mm、全高1460mm、ホイールベース2525mm、最高出力160kW、最大トルク330Nm、リチウム・イオン・バッテリー容量136.0Ah/54.2kWh、一充電走行距離402km。

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