新型フリードは確かに質感が爆上がりして、かなりレベルアップした印象で発売前から大注目。だが、一方で「ちょっと高い……」あるいは「お手頃グレードだと一部のオプション装着できないじゃん」など厳しい声も多々。欲しい機能を全部求めると高級グレードになってしまうのだった。でもでも諦めるな!!! 抜け道があるゾ!!!!!!!!!!
文・写真:ベストカーWeb編集部
■フリードめっちゃいいけど複雑すぎ!! 無難なのはエアーEX6人乗りという謎
ストレートにいって新型フリードはかなり複雑。事実上もっとも高額なフリードエアーEXの7人乗りを買ったからといって、すべての機能を堪能できるワケではないのだ。しかもクロスターに至っては、ほぼ同じ金額の5人乗りを買うとカメラ機能が備わらないなどなど。
そんなことを考えると、もっとも無難なのがフリードエアーEXの6人乗りという謎なシステムとなっているのだ。
一番差が出るのが先進安全装備で、自車を俯瞰できる全方位カメラがクロスターの5人乗りやエアーのベースグレードには装着不可。なおかつ装着可能なグレードを買ったとしても20万円以上する純正ナビを選ばないとダメなのだ。
そして今やほとんどのクルマについているブラインドスポットモニターだってクロスター5人乗りやフリードエアーは装着不可となるなど、もう何よ!! ってな状況。簡単にいえばカメラ機能が欲しい層はフリードエアーEXの6人乗りとクロスターの6人乗りという選択肢のみなのだ。
■ええ、3.5万円で解決すんのかい!! コスパ最強純正オプションがよすぎる
上記のように結局高いグレードを買って、なおかつこれまた高いナビを付けないとダメじゃん!! と思ってしまうが、実は抜け道があるのだ。50万円程度安く手に入れる方法があった。
純正オプションのリアカメラdeあんしんプラス4というのがある!! たった3万5200円で解決しちゃうのだ。もちろん上級グレードとすべてが同じ機能というワケではないが、かなり近づけるんだから、文句ナシ。
ブラインドスポットモニターに近い後方死角サポートや全方位カメラ風の機能を味わえたり、後退出庫サポートなどなど、リアカメラの機能をフル発揮してくれる装備なのだ。
リアカメラだけの映像で作り出す故、全方位カメラとは違いリアルタイムの映像ではないが、機能としては必要十分。そしてサイドミラーに表示こそされないが、ナビ画面に表示する後方死角サポートだって、むしろこっちの方が見やすいくらいである。
ちなみにこのオプションはほとんどの車種で展開されており、名前の通り今や4世代目。お手頃価格なため装着率がめっちゃ高いのだ。ちなみに筆者母の先代N-BOXカスタムにも付けたほど。
そしてそして、最上級グレードだとしても20万円以上のナビが必須と書いたが、リアカメラdeあんしんプラス4であればもっとも安価なディスプレイオーディオですら対応するため、実質50万円程度も抑えられるのだ。
「高いやんけ!! 諦めよ」と思って泣く泣くやめた方も、この機能を検討してみては!?!?!?
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