【12月登場予定!】新開発のEV専用プラットフォーム採用!! 日産・三菱 新型 軽EV
ショーに出展されるコンセプトカーのなかには、市販が疑われるものも多く混ざる。
だが昨年(2019年)の東京モーターショーに「IMk」の名で出展されたこの小さなEVは、日産の中期経営計画のなかでも市場導入が明記されており、ショー開催時から注目度が高かったモデル。
コンパクトにまとめられたボディのデザインは、Vモーショングリルが目立つこれまでの日産車とは異なるエッセンスが見える。
これは中村史郎氏の後を継いでグローバルデザインを統括するアルフォンソ・アルバイサ氏の意向が反映されているといわれる。
メカニズム的にも見どころは多い。プラットフォームはパワートレーンとバッテリーを床下に配置する新開発のEV専用のものを採用。
モーターも出力こそ自主規制値の64psとなりそうだが、トルクは15kgmを大きく超えると言われており、従来の軽の概念に収まらないパワフルかつスムーズな走りを見せるという。
スカイラインに搭載されて話題となった運転支援技術「プロパイロット2.0」も進化したものが搭載されると言われており、いろいろと注目を集めそうなモデルだ。
【年内登場?】e-POWER搭載のSUV 日産 エクストレイル
2018年の中期経営計画で『2022年度末までに3車種のEVと5車種のe-POWER搭載車を国内市場に投入する』と明言している日産だが、そのうちの1台が新型エクストレイルだ。
やっとモデルチェンジ、日産のニューモデルが登場する。現行型のデビューは2013年12月なので、年内に登場すれば実に丸7年ぶりのモデルチェンジとなる。
エクステリアについてはこれまでお伝えしてきたものよりもクーペSUV的なフォルムになるということが日産に近い関係者から漏れ聞こえている。デザインテイストとしては2019年の東京モーターショーに出展されたアリアコンセプトで示されたものが盛り込まれるという。
初代、2代目と比較的オフロードのニオイの濃かったエクストレイルだが、現行型ではエクステリアのイメージはシティ派にシフト。次期型ではよりスタイリッシュなSUVへと進化していくこととなる。
パワートレーンは2Lガソリンエンジンのほかにe-POWERが搭載されることとなる。
セレナでは1.2Lエンジンで発電するシステムを踏襲していたが、車重が重たく、また4WDの必要性もあるSUVのエクストレイルということで、発電力に余裕のある(=ハイパワーモーターを搭載可能)直4、1.5Lエンジンを搭載し、前後2つのモーターを統合制御して駆動する4WDを採用するという情報もある。これはコンセプトカー「IMx」で示されたパワートレーンの実用化だ。
モーター駆動のトルクとリニアリティでタウンユースはもちろんのこと、オフロード走行時も扱いやすさがグンとアップする。
e-POWERを中核に新たなカテゴリーを切り開く新型エクストレイルのデビューは年内登場と目される。
■日産 エクストレイル予想スペック
・全長×全幅×全高:4670mm×1810mm×1780mm
・ホイールベース:2750mm
・車両重量:1600kg
・エンジン:直列4気筒DOHC、1.5L
・最高出力:100ps
・最大トルク:14.0kgm
・モーター出力:250ps/45.0kgm
・予想価格:250万~350万円
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