ロータリーは消滅せず!!
生産終了から8年を経た今になると、RX-8が革新的で、魅力的なスポーツカーであったことがよくわかる。
マツダが手塩にかけて育ててきたロータリーエンジン搭載のスポーツカーは、マツダだけでなくニッポンが世界に誇れるモノづくりの技術遺産だ。

オリンピックの聖火と同じように、その火を絶やしてはいけないと思う。ロータリーエンジンにモーターを組み合わせてレンジエクステンダーにすれば、燃費は大きく向上するだろう。
実際に東京モーターショー2019で世界初公開されたEVのMX-30はロータリーエンジンを発電用に搭載したレンジエクステンダーを追加することを明らかにしている。

また、マツダは早くから水素ロータリーエンジンの研究を進めてきた。1990年代にはHR-Xを発表したし、メタノール改質方式にも挑んでいる。
2003年の東京モーターショーにRX-8ハイドロジェンロータリーを参考出品し、2年後には進化版のRX-8ハイドロジェンロータリーを発表した。
SKYACTIVテクノロジーなどを加え、クリーンで高性能な次世代のロータリーエンジン搭載車の誕生を心待ちしたい。

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