「目的地まで一番近い道を走りたい」。そんなドライバーの要望に応え、『カーナビタイム』と『配達NAVITIME』に新たな「距離優先」ルート機能が追加された。プロドライバーの声を反映し、走行距離をより短く抑えるルート探索を実現。一般ドライバーにもメリットが大きい新機能の実力をチェックする。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes
【画像ギャラリー】カーナビタイム最短ルート進化! 距離優先機能がついに登場(3枚)画像ギャラリー最短距離を追求した新ルート検索が登場! プロの要望から生まれたナビ進化とは
近年のカーナビは「早く着く」だけではなく、「安全」「燃費」「渋滞回避」など、多様なニーズに応える時代となった。そんな中、ナビタイムジャパンは2026年6月22日より、『カーナビタイム』と『配達NAVITIME』に、新たな「距離優先」ルート機能を追加した。
今回のアップデート最大の特徴は、「目的地までできるだけ短い距離で走る」ことを重視したルート検索が可能になった点である。
「距離優先」を3段階で設定可能、ベテランドライバーの声を反映
新機能ではルート検索時に「距離優先」の強さを、「標準」「強い」「非常に強い」の3段階から選択できるようになった。
「非常に強い」を選択すると、安全性や走行しやすさを考慮しながらも、できる限り走行距離が短くなるルートを案内する仕組みだ。
また、『カーナビタイム』では検索結果を「所要時間」「高速料金」「距離」の順で並び替えられるソート機能も新たに追加された。これにより、「少し時間がかかっても距離が短いルートを選びたい」といった用途にも対応しやすくなっている。
今回の機能は、独自の経路探索技術を改良し、これまで以上に細かな道路まで探索対象を広げたことがポイントだ。さらに過去の走行データも活用することで、単純な最短距離だけでなく、実際の走りやすさとのバランスも考慮している。
その結果、総走行距離が短くなるだけでなく、信号通過数や渋滞区間の減少も期待できるという。もっとも、道路状況や安全性を優先するため、必ずしも物理的な最短距離になるとは限らず、通常の推奨ルートと同じ結果が表示されるケースもある。
今回のアップデートの背景には、タクシードライバーをはじめとするプロユーザーから寄せられた要望がある。
『カーナビタイム』では従来から「抜け道ルート」や「タクシーモード」など、業務用途を意識した機能を展開してきた。しかし、「もっと細い道を活用して最短ルートを案内してほしい」という声が数多く寄せられていたという。
さらに2026年6月から一般タクシー事業における軽自動車導入に関する制度改正が予定されていることもあり、小回りの利く軽自動車に適したルート探索ニーズが高まると判断し、今回の開発につながった。
もちろん恩恵を受けるのはプロだけではない。
一般ドライバーにとっても、住宅街の抜け道や地域特有のルートを活用できれば、渋滞回避や移動時間短縮につながる可能性がある。また、『配達NAVITIME』を利用する配送ドライバーであれば、配達効率の向上や燃料コスト削減にも期待が持てそうだ。
なお、この機能は『カーナビタイム』『配達NAVITIME』のプレミアムプラスコース会員、および『カーナビタイム』住宅地図コース会員向けに提供される。
カーナビの進化は、単なる「最速」から「利用シーンに応じて最適」を選ぶ時代へと移りつつある。目的地までの距離を重視したいユーザーにとって、今回のアップデートは実用性の高い選択肢になりそうだ。





コメント
コメントの使い方