フェアレディZがついに!?? 次の日産「AからZ」全12車種の正体を暴く

シルエットには新型ノートのヒントも

【5】M=?(2020年8月インドにて発売予定)

 サイドビューは映ったのだが、このサイドビューに対応する「M」から始まるクルマは、現状日産のラインナップには見当たらない。これについては、後述しているので、そちらをご参照いただきたい。

【6】N=ナバラ(現行モデル:2014年~)

ピックアップトラックのナバラ(現行モデル)

 ナバラはタイやメキシコ、中国といった海外で作られ、販売されている、全長5mを超える大きなピックアップトラックだ。

 ボディタイプはシングルキャブ、キングキャブ、ダブルキャブの三種類。2.5Lのディーゼルエンジンとガソリンエンジンがあり、積載能力も抜群に高い。

【7】N=ノート(現行モデル:2012年~)

すでに発売から7年以上が経過している現行型ノート

 すでに8年目に突入しているノートは、国内市場における日産の屋台骨のひとつだ。2016年11月に追加となった「e-POWER」によって人気車種へと成長した。新型登場間近といわれており、窮地にいる日産を救う一台になるだろう。

【8】P=パスファインダー(現行モデル:2012年~)

大型SUVのパスファインダー(現行モデル)

 現行型パスファインダーは、ムラーノと同じDプラットフォームを採用する、全長5mの7人乗りクロスオーバーSUVだ。主に北米で販売されている。

 前型はクロカンタイプのSUVであったが、現行型パスファインダーはFFベースとなった。2016年のマイナーチェンジでフェイスリフトを行い、Vモーショングリルとヘッドライトが精悍な印象となった。

動画には新型エクストレイル&フェアレディZの姿も

【9】Q=キャシュカイ(2014年~)/ローグスポーツ

現在はエクストレイルの姉妹車でひとまわり小型なSUVのキャッシュカイ(現行モデル)

 欧州を主戦場とするキャシュカイは、エクストレイルのホイールベースを短くした兄弟車であり、現行型は2代目となるクロスオーバーSUVだ。

 エクストレイルやローグのデザインと共通した部分は多いが、ホイールベースや全長が短く、より活発な印象を受ける。北米では、ローグの弟分としてローグスポーツという名称で販売されている。

【10】R=ローグ(現行モデル:2013年~)/新型エクストレイル

プレゼンテーション資料で明かされた新型ローグのティザー画像

 北米ではローグとして販売されているクロスオーバーSUVで、ご存じのとおり、日本名はエクストレイルだ。すでにデビューから8年目にあたる。

 日本市場で日産を支える重要な一台ではあるが、昨年のRAV4登場を受け、一気に販売台数が落ちてしまっている。モデルチェンジが心待ちにされている一台だ。

【11】T=テラ(現行モデル:2018年~)

新興国向けの海外専売SUV、テラ(現行モデル)

 ピックアップトラックのナバラの車台をベースに開発された頑丈なラダーフレームのSUV。中国やフィリピン、主に東南アジア地域に向けて販売しており、内装が豪華で立派なSUVだ。

 上位グレードにはアラウンドビューモニターも備える。デビューからまだ3年目と比較的新しいことから、おそらく販売市場を広げると予測する。

【12】Z=フェアレディZ(2008年~)

モデル存続が危ぶまれたフェアレディZの次期モデルの存在も明らかに(写真は現行型)

 現行型となるZ34型の登場からすでに13年が経つ。「3万ドルで手に入るスポーツカー」としても有名で、アメリカではベースグレードが、未だに約3万ドル(30,090ドル=日本円329万円)で購入できる。まさかこのモデルの更新があるとは、予想していなかった。

次ページは : 正体不明の「M」はインド向けの小型SUV「マグナイト」!?

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