クラウンスポーツはPHEVを拡充!
クラウンスポーツとクラウンセダンは2026年9月21日に発売される。クラウンスポーツはパワートレインの進化とPHEVのラインナップ拡充、セダンは新たなエントリーグレードの追加が大きなニュースだ。
これまで価格や装備の面で選択肢が限られていた両モデルに、新しいグレードが加わったことは歓迎したい。クラウンシリーズは、ボディタイプを選べるだけでなく、予算や使い方に応じてグレードも選びやすいシリーズへ進化したのである。
クラウンスポーツは、張り出したリアフェンダーと大径タイヤによるダイナミックなスタイル、そして俊敏な走りを持ち味とするモデルだ。
今回の改良では、2.5Lハイブリッド車に第5世代ハイブリッドシステムを採用。クラウンクロスオーバーと同様に、モーターを生かした滑らかで力強い加速と優れた環境性能の両立を図った。
2.5Lハイブリッド車のシステム出力は234ps→239psに、WLTCモード燃費は21.3km/Lから22.4km/Lに向上した。
従来、クラウンスポーツのPHEVはスポーツ性能を強く打ち出したRSのみだったが、新たにお求めやすいPHEVのZを追加したことが大きなトピックである。2.5Lプラグインハイブリッドシステムのシステム最高出力は306ps。
PHEVのZは、HEVのZに近い内外装と装備を備えながら、外部充電に対応するプラグインハイブリッドシステムを搭載する。
RSほど強烈なスポーツ仕様は必要ないが、日常の移動をEV走行中心でこなし、遠出ではエンジンも使えるPHEVが欲しいというユーザーにピッタリのモデルだ。
PHEVのRSは引き続きスポーツの最上級グレードに位置づけられる。力強い加速性能に加え、足まわりや内外装にも専用装備を採用し、クラウンスポーツのキャラクターを最も濃厚に味わえる仕様となる。
RSの内装にはディンプル加工を施した本革シフトノブを採用。ステアリングホイールは、スイッチ周辺をブラック、スポーク部分をダークグレーメタルとし、ライトグレーのかがり縫いステッチを組み合わせた。ディンプル加工とパドルシフトも採用され、スポーティでありながら派手すぎない、大人っぽいコクピットへ仕上げられている。
快適装備では、10スピーカーと8chオーディオアンプからなるトヨタプレミアムサウンドシステムを設定。ドライバーだけでなく同乗者も質の高いサウンドを楽しめる。
ボディカラーにはニュートラルブラックを採用した。さらに販売店装着オプションとして新たなサイドデカールを用意。クラウンスポーツの躍動感あるプロポーションを、より個性的に演出できるようになった。
グレードはHEVのGとZ、PHEVのZとRSという4種類。駆動方式はいずれもE-Fourである。価格は以下のとおり。
・クラウンスポーツ HEV G E-Four:532万7300円(+12万7300円)
・クラウンスポーツ HEV Z E-Four:606万1000円(+16万1000円)
・クラウンスポーツ PHEV Z E-Four:692万7800円(HEV Zに比べ+86万6800円)
・クラウンスポーツ PHEV RS E-Four:777万7000円(+12万7000円)
注目はやはり692万7800円のPHEV Zだ。PHEV RSより84万9200円安く、HEV Zとの価格差は86万6800円。充電設備を用意でき、普段の走行距離がPHEVのEV走行範囲に収まるユーザーなら、かなり気になる選択肢となるはずだ。



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