ホンダeはすごいのか? 「先輩」リーフと比較して見えた長所と短所

使い勝手

ホンダeはサイドミラーがカメラになってのをはじめ、液晶パネルが並ぶなど先進性を感じさせるインパネを採用している
ホンダeはサイドミラーがカメラになってのをはじめ、液晶パネルが並ぶなど先進性を感じさせるインパネを採用している
リーフのインパネ周りも新しいと部類と思っていたが、ホンダeと比べるとオーソドックスなデザインに感じられる
リーフのインパネ周りも新しいと部類と思っていたが、ホンダeと比べるとオーソドックスなデザインに感じられる

 絶対的なキャビンとラゲッジスペースの広さはボディサイズ相応にリーフの圧勝だ。しかしリーフのインテリアを見るとそれほど新しさを感じず、価格や車格を考えると安っぽさが否めない。

 対するホンダeはズラリとならぶ液晶画面や「OK、ホンダ」の合言葉でいろいろなことができるインフォテインメント、木目パネルを多用したダッシュボードやリアの100Vを含めた豊富な電源など、初代シビックを彷彿とさせるエクステリアを含め、とても新鮮だ。

 またホンダeはRRレイアウトなのでタイヤの切れ角が大きく、最小回転半径は軽乗用車並みの4.3mと非常に小さいという強みもある。

 そのため使い勝手は車格とコンセプトの違いも含め、引き分けとする。

まとめ

 それぞれにアドバンテージがあるこの2台だが、電気自動車として客観的、総合的に見ればリーフの圧勝なのは明らかだ。

 しかしホンダeは価格の高さという決定的な弱点があるにせよ、ミニやフィアット500のような独自のプレミアムなキャラクターを持つ点は大きな魅力だ。

 それだけにホンダeには価格の見直し(もう100万円は値下げしてほしい)を含め、今後の成長や展開を大いに期待したいところだ。

パンダのような動物にも見えるし、かつての名車ホンダN360をオマージュしているようにも見えるホンダeが目指すはプレミアムコンパクトEV<br>
パンダのような動物にも見えるし、かつての名車ホンダN360をオマージュしているようにも見えるホンダeが目指すはプレミアムコンパクトEV

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