次期型への投資を最大限に生かす戦略
2010年に日産リーフが発売されてから10年が過ぎた今年、輸入車を中心にEVの車種が増えはじめている。消費者の選択肢にEVの占める比率が大きくなりだしたのだ。
この先10年を考えたら、もっと増えるに違いない。その嗜好の変化は、携帯電話とスマートフォンの切り替わりのように、突然起こるかもしれない。
そうなると、これまでの延長線での改良や進歩で、次期型を企画することが適正であるかどうか問われることになる。時代の読みが、非常に重要になり、簡単には決断しにくい時代となっている。
ではどうするか。
モデルチェンジの間隔を長くして、ISのように大幅な改良によっていまという時代の競争力を磨きながら、次期型の構想を、熟慮する時を稼ぐことが重要になっていくだろう。
強力な競合に相対するには、容易な開発ではすまされない。未来の方向性を見誤れば、損失ははかりしれなくなる。
次期型への投資を最大に活かすため、レクサスはじっくり時を掛けながら仕込みをしているに違いない。
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