■新型レヴォーグは「蒼きDNA」から生まれた
新型レヴォーグの開発責任者である五島賢氏。スバル中村知美社長の次にスピーチを行ったのだが、終始一貫して感じたことは「あふれ出る自信」だった。
「次元が違うレベルの走りになった」と述べ「この走りを一度体験すればお客様の心の導火線に火が点きます」と力強いワードでスピーチを続けた。
新開発の1.8Lエンジン、前述のアイサイトX、新たなプラットフォームの採用など技術的な面で大きな進化は当然ある。それに裏付けられた発言なのはもちろんだが、スピーチの一説でこのようなことを言っていた。
「私の祖父は中島飛行機に務め、父は富士重工、そして私はSUBARUに。航空機メーカーとしてのDNAを継いでいるとともに、私に流れる”蒼きDNA”がこのクルマを作らせてくれたと思います」。
親子3代に渡りスバルに勤務したことで、きっとスバルイズムを徹底的に叩き込まれたであろう五島氏。その集大成が新型レヴォーグかもしれない。
「最新技術はマザーマーケットの日本から導入する」という中村社長の言葉からもわかるように、スバルは国内市場を軽視していないことが新型レヴォーグからも伝わってきた。
発売開始は11月頃とみられるが(編集部調べ)、スバル広報部によると「年内納車開始」というのが最新公式情報だ。
前述したようにすでに8000台超のオーダーを抱えており、早く欲しい人はディーラーに急いだほうがいいかもしれない。
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