今ぜひ知っておきたい! クルマを取り巻く最新技術とトレンド クルマ界「デジタル庁」


■視点移動を減らし、安全を最優先するメーター類

 アウディの「バーチャルコクピット」の登場以来、急速に普及が進んだのが、フル液晶デジタルメーターだ。さまざまな車両情報をドライバーの目の前に表示できるので、視点移動が減らせ、安全性も高い。

 また最近では、ADAS(先進運転支援システム)の作動モニターとしても、活用されている。表示技術の進化で、疑似的なアナログメーター表示でも違和感がない。

Honda eのインパネ。車内Wi-Fi機能も搭載

 さらにプジョーは、デジタルメーターに3D表示を取り入れた「3D iコクピット」を採用。立体的な表示になっているが、これは情報の優先度を識別させる、という狙いがある。

 シンプルな表示だが、近未来感たっぷりなデザインだ。

■クルマの前輪周辺と道路が見える、シースルービュー

 今や運転中の身を守る常識アイテムとなりつつあるドラレコも一体化が進んでいる。

 トヨタハリアーは、先進機能の車載カメラを流用したドラレコをデジタルルームミラーに内蔵。見た目もすっきりし、ユーザー負担も減らせる。

 同じ映像の話でもこちらは先をいく。とかく死角が大きくなるのが大型車の弱点で、そのため、車載カメラによる車両周囲360度を映し出す機能があるモデルも多い。

ハリアーのデジタルルームミラー。車載内蔵型ドラレコも備わる

 例えばトヨタの「パノラミックビューモニター」。上からの俯瞰映像だけでなくボディがスケルトンになった「シースルービュー」なども備え、周囲の状況を確認しやすくした。

 驚くべき機能だが、ランドローバーには、ボンネットをシースルー化した前方映像で、悪路や小道での道路状況&車両状況を確認して走行をアシストする「クリアサイトグラウンドビュー」が用意されている。もっと驚くシステムだ。

前輪周辺と道路を“透視”して見ている感覚になるランドローバーのシステム。凄すぎる

 さらに、情報表示はモニター上とは限らないことを教えてくれるのがメルセデスベンツ。

 新型Sクラス採用の「デジタルライトシステム」は、路面や進行方向にLEDライトユニットによる画像投影を行い、注意喚起などの運転アシストを実現したもの。

 ヘッドライトがプロジェクターのように映像を投影する時代がくるとは……!!

新型Sクラスの「デジタルライトシステム」。路面などにLEDライトユニットによる画像投影を行う

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