■10位 マツダ マツダ3(ファストバック&セダン・22ポイント)
●どんなクルマ?
2019年、登場したモデルでファストバックとセダンがある。直4の1.5Lと2Lガソリンなどに加え、話題のSKYACTIV-X搭載も(2020年早くも改良!)。
●直4、1.5Lは「マツダの良心」/編集部・ワタナベの評価
SKYACTIV-X搭載車が思ったほどの評価を得ていないマツダ3。しかしながら、「マツダの良心」は先代アクセラと同じくガソリンエンジンの直4、1.5L車にあると思う。インテリアの質感はクラスでもトップクラスだしね。ひとつだけ解せないのはアクセラのリアサスがマルチリンクだったのに、マツダ3ではトーションビームに変更したこと。どーして?
●評点…イイボシ8位、ワタナベ4位、マツナガ7位
■8位 トヨタ GRスープラ(25ポイント)
●どんなクルマ?
2019年、BMWとトヨタの協業で復活モデルとして誕生し、沸き立つ。上級グレードRZは387ps/51.0kgmを発揮し、速さと興奮のハンドリングを味わえる。
●387psは問答無用の楽しさ/編集部・イイジマの評価
デビュー直後に乗った時は「2Lのほうがいいな」なんて思ってたけど、2020年4月の改良で3Lターボが387psになったら印象が変わった。やっぱこれくらいパワーあると問答無用に楽しいです。ガッシリとしたボディなのに乗り心地も悪くなく、クイックに向きを変えるクセに高速巡行も無難にこなす。いいクルマですよ。金があったら欲しいッス。金ねーけど。
●評点…イイジマ1位
■8位 トヨタ 86/スバル BRZ(25ポイント)
●どんなクルマ?
数少ない日本車FRスポーツ。一世代前のクルマという印象は否めないが、今も根強い人気。次期型は新開発2.4Lを搭載し、2021年春頃に登場予定だ。
●これぞ「ライトウェイトスポーツ」!/編集部・フルカワの評価
あとで紹介する私のベスト10選出の基準は「好きなクルマの順位」。1位の86/BRZと2位のS660、実はどちらも1位にしたかった。S660はカッコイイし、山道を全開で走れる楽しさがいい。86/BRZはS660より高速道路で快適だし、ライトウェイトスポーツの楽しさを充分に楽しめるのが魅力的で1位に。200万円台で買えるFRクーペなんてほかにないですし。
●評点…フルカワ1位
■7位 日産 キックス(26ポイント)
●どんなクルマ?
日産久々の新モデルは全長4290mmと手頃なサイズ感のSUV。e-POWERのみのパワートレーンで2WDのみと街乗りに振ったコンセプトだ。
●SUVでワンペダル。実燃費よし/編集部・ババの評価
海外では4年前から売られており、基本設計もデザインも新鮮味はない……が、乗るといいんです。「日産の懐刀=e-POWER」の進化をモーターとエンジンの絶妙なハーモニーで体感でき、実燃費もいい。ワンペダルドライブも慣れればアリと思う。加えてプロパイロットも、当初のセレナ搭載時よりもスムーズ。本音は「あと20万円安ければ(廉価版が約276万円)」ねぇ。
●評点…ババ2位、ウメキ6位
■6位 スズキ アルトワークス(28ポイント)
●どんなクルマ?
2016年の復活登場で、走り好きの心をつかんだ軽スポーツ。2ペダルもあるが楽しむならやはり5MTだ。約153万円で小気味いい走りを味わえる!
●軽さ+ターボ+MT。不満なし/編集部・フルカワの評価
アルトの車重はFF車だと600kg台。この軽さ+ターボ+MTの組み合わせが魅力的です。しかもワークスは、当初設定されていたターボRSに5速MTを設定しただけのモデルではなく、エンジンはトルクアップされ、足回りも専用にチューニングされていて、乗り味は軽の本格スポーツ感があります。乗り心地は硬いけど、不快な硬さじゃないのもいいと思いました。
●評点…フルカワ4位、ワタナベ6位、イイジマ6位
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