■5位 スバル レヴォーグ(31ポイント)
●どんなクルマ?
2020~2021年COTY、イヤー・カーに選出されたモデル。全グレードに新開発1.8Lターボを搭載し、走りと乗り味が初代より大幅進化。安全性も凄い。
●質感はもはや輸入車レベル/編集部・ワタナベの評価
JARIでのスラローム走行では新旧の乗り比べで、SGP採用によるボディ剛性向上を実感。むろん新世代のアイサイトXが凄いのは言わずもがなだけど、ドアを閉めた時の音の質や内装各所の質感はもはや輸入車レベルだと言っても過言ではないと思う。あと特筆したいのは標準グレードのGTでもシートの出来が抜群なこと。一般公道でも変わらなかったのはみごと。
●評点…イイボシ4位、ウメキ10位、ワタナベ2位
■4位 ホンダ ホンダe(38ポイント)
●どんなクルマ?
ホンダ初のピュアEV。サイズ感にも283kmという航続距離にも「チョイ乗りEV」感が漂う。モーター特有の加速感もポイント。後席は意外と狭くは……ない。
●キビキビ走るちっちゃな存在感/編集部・梅木の評価
ゴメン!! あとで紹介する自分のベスト10の選定理由、あれこれ言っているけど、これだけは「今、一番欲しいクルマ」だから1位にしちゃった。だって、乗ったらメチャメチャ楽しいんだもん。別にEVだからとか、そんなことはどうでもよくて、キビキビ軽快に走るちっちゃいクルマって存在感がいいのよ!! 荷室が狭いっていうネガも、この際、無視無視!! あー矛盾!
●評点…ウメキ1位、ババ4位、マツナガ10位
■3位 ホンダ S660(43ポイント)
●どんなクルマ?
走れば目立たないはずがない、軽オープンスポーツ。登場から5年経つが存在感薄れることなし。ジムニー同様、世界にファンが多い、日本発のモデルだ。
●「もっと攻めろ」とクルマが訴える/編集部・マツナガの評価
S660、ミドシップレイアウトのクルマでは世界で最も安価かつ軽量な市販車かと思う。クルマの中心近くに重たいものがあると、こんなにクルマは軽やかに曲がるのかというのを教えてくれる一台。個人的には「意のまま」レベルを超えて「もっと攻めろ!」とクルマが訴えているような、そんな感動のハンドリングを味わった。ぜひ一度、みなさんにも味わっていただきたい。
●評点…フルカワ2位、マツナガ3位、イイジマ5位
■2位 マツダ ロードスター(60ポイント)
●どんなクルマ?
軽量ボディが生み出す“ヒラヒラ走る”感覚はこのモデルならでは。楽しすぎる、最高出力132psだ!
●「変わらないこと」のよさ/編集部・イイボシの評価
登場から5年経っても色褪せないのは、他車にはない独自の魅力があるから。
1989年初代誕生以来の31年に及ぶ歴史の重みも効いているが、現行型はデザインが秀逸で、それでいて走りはいい具合に力が抜けているのも魅力。「変わることが正義」の時代に、「変わらないことのよさ」を実感させてくれるのが、素晴らしいです。
●一所懸命走らせる必要…あり!/編集部・イイジマの評価
その性能に「スゲー、スゲー」って驚くだけのスープラに対し、コチラはドライバーが一所懸命走らせる必要ありって意味で、真逆の性格といえる。でも、こういうのも楽しいんですよ。1.5Lのソフトトップか2LのRFかで悩むけど、いずれも上手く走らせられるようになりたいなと思わされるクルマ。現代じゃ希少ですよ。
●評点…イイボシ1位、イイジマ2位、ババ3位、フルカワ9位
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