2021年1月14日に新春記者会見を実施したFCAジャパン。2020年は、コロナ過で市場全体の新車販売が落ち込みを見せたが、FCAジャパン全体としては昨年同等の販売台数を維持した。
そのFCAブランドを支える看板ブランドとして目覚ましい成長を見せるのが、アメリカンSUVブランド「ジープ」だ。2020年の年間販売台数は、なんと前年比+1.7%の成長となる13588台を記録。
そのブランドトップに君臨するのが、アメリカン正統派クロカンである「ラングラー」で、2020年の販売台数は、5757台と全体の約4割を占めるほどなのだ。
好調のジープブランドの背景に、記者会見ではポンタス・ヘグストロム代表取締役社長は、次なる一手として、米国で高い人気を誇るジープのピックアップトラック「グラディエーター」の2021年度中の日本導入にも向けて、検討を進めていることも明らかにした。
そのグラディエーターとはどんなクルマなのか? モータージャーナリストの大音安弘が解説する。
文/大音安弘、写真/FCA
【画像ギャラリー】本文未掲載の内装写真あり!ジープのピックアップトラック「グラディエーター」が日本にやってくる!!
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