アルファードとオデッセイ どこで差がついた? 売れるクルマと売れないクルマの分岐点


■売れるノート VS 売れないプリウス

 手頃サイズの電動車、この2台は意外にも累計販売台数に差がある。

 昨年12月、新型誕生のノートはe-POWERのみの設定。先代モデルも人気はe-POWERで、7万台超えの累計販売台数を築いた。先代も現行も全幅が1695mmで5ナンバーに収まる。ここが第一の魅力。そして価格だ。ノートe-POWERの価格は200万円強だった。

 対してプリウスは全幅1760mmの3ナンバーサイズで価格は250万円強から。このサイズ&価格面での差は販売台数に大きく影響したであろう。

日産ノート(先代:2012年9月登場/現行:2020年12月登場)…2020年累計販売台数:7万2205台/2020年12月・月販台数:5253台 ※いずれも先代&現行の合計
トヨタプリウス(2015年12月登場)…2020年累計販売台数:4万9970台/2020年12月・月販台数:3560台

 新型ノートは同様に200万円強に抑えられたが、プロパイロットを装着するセットオプションが約44万円。これは影響が大きそう。今後を注視したい。

●売れる・売れないの分岐点は?…電動車としてお得感溢れるのがノートだ

■売れるカローラセダン VS 売れないシビック5ドア

 カローラのライバル……。ホンダ勢では昔からシビックだったが、現在はちょっと車格が釣り合わないという側面も持っている。

 カローラは1.8L、4気筒を基軸にハイブリッド、1.2Lターボなど多彩なバリエーションを誇るが、シビックハッチバックは1.5L、4気筒のみの設定。カローラのバリエーションの多さにはかなわない。

トヨタカローラセダン(2018年6月登場)…2020年累計販売台数:1万6130台/2020年12月・月販台数:1080台
ホンダシビック5ドア(2017年9月登場)…2020年累計販売台数:5491台/2020年12月・月販台数:647台

 また、カローラは約200万円からという価格に対し、シビックは約294万円と価格帯もちょっと異なる。

 その状況はあるが、大型セダンではない両モデル、人気の分岐点はサイズ感。カローラの全長が4495mm、全幅が1745mmなのに対しシビックは4520mm/1800mmと若干大きいことも、影響がないとは言えないだろう。

 また、カローラは国産車だが、シビックハッチバックはイギリスホンダで製造され、国内に輸入されているモデル。国産品質を求めるユーザーには、少し不安感があることも否めない。

 その状況でも、カローラの3分の1程度売れているシビックハッチバックはある意味凄いとも言える。

●売れる・売れないの分岐点は?…サイズがやや大きく国産製造ではないシビック。風向き悪し

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