新型ソリオ&レヴォーグ絶好調!! ほか国内メーカー&新型動向最新情報

■トヨタ アクアは今年中にフルモデルチェンジ

 トヨタはアクアを今年中にフルモデルチェンジする方向でスケジュール調整しているようです。

 次期型アクアは、ヤリスハイブリッドと明確にコンセプトを分け、サイズ&クオリティアップして上級シフトさせる見込みです。後席のニースペースやヘッドクリアランスも充分に確保する模様です。

 パワーユニットはヤリスハイブリッドと同じ1.5Lハイブリッドを搭載します。従来は2WD車だけでしたが次期型は4WD車も設定します。

 先進運転支援システムも充実させて、ヤリスハイブリッドを上回る販売台数を狙うものと思われます。

一部改良や特別仕様車を除くと、2017年6月のマイナーチェンジ以降音沙汰なし、ということになってしまうアクア(写真は現行型)。待っている人も多いと思うが、サイズアップとなると二の足を踏んでしまう人も多いかもしれない
一部改良や特別仕様車を除くと、2017年6月のマイナーチェンジ以降音沙汰なし、ということになってしまうアクア(写真は現行型)。待っている人も多いと思うが、サイズアップとなると二の足を踏んでしまう人も多いかもしれない

■トヨタ ノア/ヴォクシー/エスクァイアの一新は2022年以降に?

 今年中盤とみられていたノア/ヴォクシー/エスクァイアの世代交代による「新型ノア」への一本化は、2022年以降に先送りされる見通しです。

 現行モデルは、ヴォクシーが登録車のベスト10の圏内、ノアが20位以内と、両モデルとも好調な売れゆきを維持していて、まだフルモデルチェンジの必要がないのが実情です。

 エスクァイアは2020年5月にトヨタ全系列店で全トヨタ車の併売を開始以来、急速に販売台数が減少しており、今年中にもモデル廃止の可能性があります。

 トヨタとしてはいずれフルモデルチェンジなどの機会に新型は「ノア」への一本化を進める考えですが、現行モデルはノアよりヴォクシーのほうが毎月2500台以上も多く売れているので、ヴォクシーブランドを廃止するのに苦慮しているとの見方もあります。

 ヴォクシーで最も売れゆきが好調なのは特別仕様車の「ZS煌III」で、最近の販売構成はほとんどこちらのグレードが占めています。

ノア/ヴォクシー/エスクァイアは、今年にもフルモデルチェンジするという情報があったが、この予定は先送りされて来年になる可能性がある
ノア/ヴォクシー/エスクァイアは、今年にもフルモデルチェンジするという情報があったが、この予定は先送りされて来年になる可能性がある

■日産 新型ノートのマーケット評価は好調か今ひとつか微妙?

 日産が昨年11月に発表、12月に発売した新型ノートのマーケット評価が微妙な状況にあることが判明しました。

 改良新型e-POWERの搭載で商品性そのものは好評ですが、コストアップを抑えるために販売店のマージン幅を極端に抑えており、販売活動に支障が生じているのです。

 車両本体に50万円程度のオプション&付属品を装備しても5万円以上の値引きができない状況にあります。

 またe-POWER車に一本化したことで、低価格のガソリン車が欲しいユーザーからの代替えが見込めなくなっている問題もあります。

 現時点では新型車効果で好調に売れていますが、半年以上が経過して需要一巡期に入ると急ブレーキがかかり、伸び悩む可能性があります。

昨年12月に発売された新型ノートは、販売店のマージンが少ないうえに、ガソリン車の設定がないなどで、販売店にとって売りづらくなっているという
昨年12月に発売された新型ノートは、販売店のマージンが少ないうえに、ガソリン車の設定がないなどで、販売店にとって売りづらくなっているという

■ノート・オーラは今春発表・発売へ

 日産は、ノートベースの上級プレミアムモデルである新型車「ノート・オーラ」のデビューを今春発表→発売のスケジュールで調整をしている模様です。

 ノート・オーラは新型ノートをベースに、ワイドフェンダーや前後バンパーの大型化によって全幅で40mm拡大、全長で150mm程度延長し、内外装をより上質に仕上げたモデルとなります。

 e-POWERユニットはセレナ並みにパワーアップさせ、走りのポテンシャルアップも図ります。

 当面ラインナップは「X」の1グレードのみで、2WDと4WD、それにオーテックバージョンを設定するものと思われます。価格は、新型ノートよりも車両本体で40万~50万円高となりそうです。

【画像ギャラリー】目下販売絶好調!!! レヴォーグとソリオの魅力をギャラリーでチェック!!!

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