クルマの進化は著しい。フルモデルチェンジして刷新されたニューモデルは、旧型よりも、多かれ少なかれ性能面で進化している。
本企画では、21世紀に入って20年が経過したこともあり、20世紀最後のクルマと21世紀最新のクルマ、つまり現行モデルを対決させていく。
しかし、前述のとおり、性能面だけの対決では、現行モデルの進化は著しく、その優劣は日の目を見るより明らか。20代の現役アスリートと競技を引退した40代が100m競走するようなもの。
しかし、デビュー時のインパクト、ライバルとの力関係、存在感などは、生きた時代を元に評価していくと、意外な結果も出てくる。
今回は20世紀最後の段階から現在も代を重ねて販売されている車種(車名変更モデルもあり)、モデル消滅したが現在その後継モデルが存在しているモデルを対象として対決・比較していく。
※本稿は2021年2月のものです。採点は10点満点。ただし、「進化」は「20世紀最後のモデル」を1点に固定
文/松田秀士、渡辺陽一郎、鈴木直也、国沢光宏 写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』 2021年3月26日号
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