それぞれのスペシャルエディションの内容は?
それぞれの1列シート、2列シートともに設定されるスペシャルエディションは、多くのユーザーが装着するオプションを工場出荷状態から装着した仕様だ。
それぞれのスペシャルエディションに加わる装備は、パイオニアがルーフ、フロントガラス、フェンダーフレア、ウインチなど、タロンはフロントバンパー、ウインチ、ベンチレーション機能付きフロントガラス、ライト、下部のドアなどが挙げられる。
スペシャルエディションの価格は「パイオニア」が1列シート/2万1999ドル(約238万8000円)、2列シート/2万3999ドル(約260万5000円)、タロンが1列シート/2万6099ドル(約283万3000円)、2列シート/2万6999ドル(約293万1000円)となっている。
サイドバイサイドは日本で登録できる?
50ccまでのATVならヘッドライトやウインカーといったパーツを付け、保安基準を満たせばミニカー扱いで登録できる市町村は多いようだ。
しかし、サイドバイサイドになると、小型特殊登録だと最高速が15km/hという制限があるなどの事情から、大型特殊となるなど(大型特殊でも登録できないことも多いようだ)、日本で登録し、公道を走るというのはかなり難しい。
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日本は近年大雪などを含めた災害が増えているだけに、ATVやサイドバイサイドをナンバーの要らないクローズドコースでの走行用だけでなく、災害の際や豪雪地帯での各種デリバリー用も視野に入れ、登録に必要な条件を緩和してもいいように思う。
しかし、冷静に考えてみるとそういった役割のほとんどは200万点程度で買えるスズキ ジムニーで足りそうなのも事実で、日本でATVやサイドバイサイドを普及させようとした際の最大のライバルはジムニーという偉大な存在なのかもしれない。
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