2021年3月に発表された欧州トヨタのコンパクトSUV「アイゴXプロローグ」。
2014年4月に発売を開始した現行型の2代目からは7年ぶり、2018年4月の最後のマイナーチェンジから数えれば3年ぶりとなる今回のコンセプトカー。
判明しているサイズは全長3700mm・全高1500mm・ホイールベース2430mmで、仮にこのサイズのまま販売されるなら、ヤリスの全長3940×全幅1745×全高1470mm(欧州車)よりもさらにコンパクトなモデルが欧州で引き続き投入…ということになる。
現行型とは打って変わってぐっと近未来的なエクステリアとなったその姿を、兄弟車たちとも比較しながら見ていこう。
※本稿は2021年3月のものです
文/ベストカー編集部 写真/TOYOTA、Peugeot、Citroen
初出:『ベストカー』 2021年4月26日号
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■PSAとの共同開発によって生まれた「アイゴ」
トヨタの欧州法人が2021年3月17日、新型Aセグメントコンパクトクロスオーバーのコンセプトモデル、「アイゴXプロローグ」を世界初公開した。
コンセプトモデルとはいえ、そのスタイリングはカローラやヤリスなどここ最近のトヨタデザインの潮流を昇華したシャープなフロントマスクを持ち、非常にスタイリッシュにまとめられている。
大径19インチホイールに張り出したブリスターフェンダーが特徴的で、日本国内でも好まれそうなデザインだ。
そもそもアイゴはヤリスの下になる位置づけの欧州市場で販売されているコンパクトカー。
PSAとの共同開発で誕生し、2005年に初代モデルが登場、現行型の2代目は2014年から販売されている。
プジョー版は「108」、シトロエン版が「C1」を名乗る。
この新型コンセプトモデルは3代目となる新型アイゴの源流として発表された。
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