日産EV以外を全車e-POWERオンリーに?? ワゴンRベースの新型登場?? クルマ界最新動向を大放出!!!

■トヨタ車種大幅削減に対してレクサスの車種拡大路線が意味するもの

 トヨタはレクサスブランドの中期戦略として、「2025年までに10車種以上の電動車を含む約20車種の新型や改良モデルの投入」計画を発表。グローバルでの展開予定ですが、このうちの相当数が国内に振り向けられるはずです。

 トヨタブランドは2017年時点の約60車種を2025年までに半分の約30車種に削減する計画を進めていますが、レクサスは逆に増強するわけです。

 新規投入する20車種の主なラインナップはSUV、プレミアムスポーツ、セダン、ミニバンであり、このうち半分はハイブリッド、PHV、電気自動車、燃料電池車などの電動車両となります。

 これら電動車両のうち、電気自動車やPHVはトヨタブランドより先行させて量販体制を敷く可能性があります。

レクサスは人気の高いミドルクラスSUVのNXの新型モデルを皮切りにラインナップの増強を図る。激減のトヨタとは対照的(画像はベストカー編集部による予想CG)
レクサスは人気の高いミドルクラスSUVのNXの新型モデルを皮切りにラインナップの増強を図る。激減のトヨタとは対照的(画像はベストカー編集部による予想CG)

 SUVは今年秋から年末にかけてNX、LX、2022年にはRXがフルモデルチェンジし、多くはPHVや電気自動車を設定する方向で開発を進めています。従来設定していなかったミニバンは次期型アルファードベースのプレミアムバージョンが2023年あたりに投入される見通しです。

 販売体制ではトヨタ全系列店併売によって整理統合される拠点が今後増えることから、これをレクサス店舗に切り替えることで、販売ネットワークを増強する見込みです。

 レクサス店は現在でもトヨタ系列店のレクサス事業部であり、別法人として独立しているわけではないので、出資母体の各トヨタ系列店の一存でレクサス店の出店や拠点増設がしやすい状況にあります。

■ノートオーラは6月に発売へ!

 日産は先送りになっていたノートオーラを6月下旬にも発売する方向で動いているようです。5月中にも傘下販売店向けの商品説明会を実施し、以降ティザーキャンペーンをスタートさせます。

 同モデルは当初、3月下旬発売予定でしたが、サプライヤーからの半導体部品の供給遅れで先延ばしになっていました。このほど供給見通しがつき、今夏頃の投入見通しを繰り上げた形となりました。

いまのところ全く情報が見えてこないノート・オーラ。本当にでる??(写真は新型ノート)
いまのところ全く情報が見えてこないノート・オーラ。本当にでる??(写真は新型ノート)

 オーラはノートの上級プレミアムモデルで、ノートをベースに前後バンパーやフェンダー回りのレイアウト変更で全長&全幅を40mm程度拡大し3ナンバー化、室内はシートに上質な素材が奢られます。

 パワーユニットはノートと同じ1.2L、e-POWERですが、モーターやバッテリーの制御変更で若干の出力アップを行っています。

 従来モデルのメダリストやティーダの後継モデルとしての位置づけとなります。ノートはこれまで月販8000台の計画でしたが、ノートオーラの追加で2000台上乗せし、1万台超えを目指すことになりそうです。

■トヨタ、8月上旬にランドクルーザー300を発売

 新型ランドクルーザーの300系は当初4月下旬に発売、3月下旬に先行予約の受付を開始する予定でしたが、コロナ禍や半導体部品のサプライヤーからの供給遅れなどの影響で先送りになっていました。

 しかしトヨタは8月上旬に発売に向けて最終スケジュール調整をしている模様です。

トヨタ ランドクルーザー(画像はベストカー編集部による予想CG)
トヨタ ランドクルーザー(画像はベストカー編集部による予想CG)
こちらは現行型
こちらは現行型

 次期型はフレーム構造を継承しながら、次世代のトヨタのクルマ作りの考え方であるTNGAを採用。ボディサイズは従来モデルとほぼ同じとし、クォリティアップ、安全対策強化、走りのポテンシャルアップなどで上級シフトさせます。

 パワーユニットは従来の4.6L、V8から3.5L、V6ターボ&3.3L、V6クリーンディーゼルツインターボの2ユニットを搭載します。4WD&6ATとの組み合わせは従来どおり。

 車両本体価格は50万円以上アップする見込みです。7月上旬から先行予約の受付を開始するものと思われます。従来モデルの200系は今年初めの時点ですでに生産ストップしており、中古車以外は買えない状況にあります。

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