■走りの質感までも良ければ、「向かうところ敵なし」
ロッキー/ライズの1L、直3ガソリンターボモデルは、実にきびきびとした若々しいフィーリングの乗り味であった。
シリーズハイブリッド化することで車重は80~90kg増えているが、それに見合うだけのe-スマートHYBRIDのセッティングになってくれていることを期待している。
高い走行性能が欲しければ、ライバル車にいくことになるだろうが、そうした希望がないならば、ロッキー/ライズに弱点はほぼなくなる。
国内市場で乗るには、ベストサイズなコンパクトSUVとして、超強力なベンチマークが現われたといえるだろう。他の国産車メーカーが、どういった反撃に出るのか楽しみだ。
■ロッキーX HEV
●全長×全幅×全高:3995×1695×1620mm
●ホイールベース:2525mm
●車両重量:1060kg
●エンジン:直列3気筒1196㏄
●エンジン最高出力:82ps/5600rpm
●エンジン最大トルク:10.7kgm/3200~5200rpm
●モーター最高出力:106ps/4372~6329rpm
●モーター最大トルク:17.3kgm/0~4372rpm
●WLTCモード燃費:28.0km/L
※1.2Lガソリン車のWLTCモード燃費は20.7km/L
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