ノア/ヴォクシー事前予約開始 ロッキー&ワゴンRスマイル好調!! ほか国内最新情報

■ロッキーハイブリッドが好調な滑り出し

ダイハツ ロッキーハイブリッド。新開発の『eスマートハイブリッド』が好調な滑り出し
ダイハツ ロッキーハイブリッド。新開発の『eスマートハイブリッド』が好調な滑り出し

 ダイハツが11月1日に発売したロッキーハイブリッドが好調な滑り出しです。

 1.2L、3気筒エンジンを発電に使う日産のe-PОWERと同じシリーズ方式のモーター駆動です。今回はFF車のみの設定ですが、近い将来は4WD車の追加もありそうです。

 ダイハツの小型車はこのパワーユニットを順次搭載する方向で開発を進めていると思われます。

■日産 ノートオーラ受注 好調に推移!

日産 ノートオーラNISMO。ノートオーラ受注全体の22%を占める人気となっている
日産 ノートオーラNISMO。ノートオーラ受注全体の22%を占める人気となっている

 2021年6月15日に発表、8月17日に発売開始したノートの上級プレミアムバージョンであるノートオーラが好調な受注推移を見せています。販売計画は正式には公表していませんが、約3000台程度を想定していました。

 これに対して10月22日現在の受注累計は1万9000台で月末には2万台を突破する見通しです。2020年12月23日に一新したノートは9月末までの受注累計が7万4000台で月平均8200台と当初計画の月8000台を上回っています。

 実際の登録台数は半導体部品の供給遅れで生産が滞っているため、計画を下回っていますが、今後生産が軌道に乗ればシリーズ全体では月販1万台を突破すると思われます。

 日産によるとノートオーラの10月3日までの累計受注実績のうち、レザーの人気が高く66%、4WDは28%、2トーンカラー40%、年代は40代以下が33%でノートより若く、50代が最多ボリュームです。

 オーラニスモの受注累計は10月21日まで2200台でオーラ全体の22%と高いパーセンテージを占めています。オーラの現時点での納期は来年2月でノートよりも1カ月程度遅くなっています。

■スズキ、ワゴンRスマイルが好調な受注推移

スズキ ワゴンRスマイル。発売以来好調な売れ行きを見せている。女性を意識したデザインだが男性からの人気もある
スズキ ワゴンRスマイル。発売以来好調な売れ行きを見せている。女性を意識したデザインだが男性からの人気もある

 スズキが8月27日に発表、9月上旬から発売している両側スライドドアのハイトワゴン、ワゴンRスマイルが好調な販売推移を見せています。

 半導体供給不足の影響もあり10月下旬現在の納期は来年2月となっています。

 女性を意識したデザインですが、男性からの引き合いも目立ち、最上級グレードのハイブリッドXが受注の70%以上を占めています。

■トヨタ、次期型アルファードは2022年4月の投入か

トヨタ新型アルファード。2022年4月にもフルモデルチェンジするとの情報。TNGAによる新開発プラットフォームを採用か(画像はベストカー編集部による予想CG)
トヨタ新型アルファード。2022年4月にもフルモデルチェンジするとの情報。TNGAによる新開発プラットフォームを採用か(画像はベストカー編集部による予想CG)

 これまで次期型アルファードは来年後半や2023年初めのフルモデルチェンジ説が有力でしたが最近、トヨタの販売店筋には次期型アルファードが来年4月にもフルモデルチェンジするとの情報が流れ始めているようです。

 TNGAによる新開発プラットフォームを採用しますが、基本的にはキープコンセプトでの登場となります。いずれにしても、来年初めにも明らかにされる見通しです。

 姉妹車のヴェルファイアは販売不振が顕著になっているため、来年早々にもモデル廃止の可能性があります。

■どうする日産?? 今後の次世代ミニバン戦略

日産 エルグランド。最近は大きなアップデートもなく影が薄くなっている。エルグランドに限らず、新しい情報がでると「先に国内の既存車種をなんとかしろよ」という声がでてくるのももはや定番の流れになってしまった
日産 エルグランド。最近は大きなアップデートもなく影が薄くなっている。エルグランドに限らず、新しい情報がでると「先に国内の既存車種をなんとかしろよ」という声がでてくるのももはや定番の流れになってしまった

 日産の次世代ミニバン戦略の行方が注目されます。

 売れているのはセレナだけで、エルグランド、NV200バネットは10年以上も世代交代せず、影が薄くなっています。エルグランドは次世代e-PОWERを開発して一新するとの情報も流れています。

 コンパクトクラスのNV200バネットは商用車イメージが強いこと、タクシー仕様車の派生などでミニバンとしてアピールできない弱さが要因として上げられます。

 商用車と切り離してe-PОWER搭載のコンパクトミニバンとして世代交代すれば、量販モデルとして活路を見いだせるかも知れません。

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