■ホンダ、次期型ステップワゴンは上級にシフト???
ホンダは現行ステップワゴンを狭山工場の閉鎖に伴い、今年末いっぱいで生産休止します。次期型の発表、発売は来年4月なので、約4カ月間、生産中止状態になります。
次期型ステップワゴンは来年の2月頃にアウトライン提示&ティザーキャンペーンをスタートさせ、3月上旬には価格を決めて先行予約の受付を開始する見込みです。
基本的にエクステリアはキープコンセプトですが、オデッセイが廃止になったことから、この分野をカバーするハイグレード仕様のラインナップを強化する方向で開発を進めていると言われています。
現行は全幅1695mmの5ナンバーサイズですが、全長が4700mm超えで3ナンバーとなっています。これに対してライバルは全幅を1700mm超えと1695mmの2タイプを用意し、全長は4700mm以内の5ナンバー枠のレイアウトで仕立てています。
また現行ステップワゴンの問題として「わくわくゲート」があります。横開きは長尺物の積載性に優れる反面、縦に線が入ったデザインのカッコ悪さに加え故障の発生率が高いとの指摘があり、これを廃止して別の自動開閉ドアを採用する可能性があります。
■ホンダ、来年のニューモデル展開はどうなる?
ホンダの来年のニューモデルですでに判明しているのは前述のステップワゴンに加え中盤でのシビックハイブリッドの追加、新型シビックタイプRの投入です。
このほかに可能性があるのはフリードやシャトルのフルモデルチェンジないしは後継モデルの発売です。
フリードは現行モデルがヒットしたので、キープコンセプトとなる可能性が強く、次期型を投入するとすれば、来年9月頃と予想しています。フィット同様に1.5Lガソリン&ハイブリッドのe:HEVを搭載し、全車CVTに切り替えると思われます。ハイブリッド比率が80%程度になるようなグレード構成に改められるでしょう。
一方シャトルは現行のステーションワゴンから、よりクロスオーバーカー的なコンセプトに改められる可能性があります。車名がどうなるかはっきりしませんが、シャトルは使わない可能性もあります。パワーユニットはフリードと同じものとなります。
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