■5位/ダイハツ・ブーン・シルク
■竹岡 圭の考え
カワイイのは好きだけれど、可愛すぎるのはイヤ、という乙女心わかりますかね。若干ツリ目の丸目だから、ツンと大人っぽいんですよ。インテリアもワインカラーの差し色が、モードな感じです。それでいてベーシックな実用性はしっかり押さえてるところがマル。
■清水草一の考え
おじちゃまはコレは絶対的に受け付けないぜ。おじちゃまにはこの子は、昔ながらの「女性専用車」に見えるのだ。 かつての「ミラ ハローキティ」みたいな。まぁアレはミラにキティちゃんを付けただけだったけど、雰囲気は同じだ。ダメ、ゼッタイ! マイチェンで口を大きくし、可愛らしさアップしたようだが印象はあまり変わらず。
●どんなクルマ?
トヨタとの共同開発だった2代目までと異なり、この3代目はダイハツが開発。「X4」もあった初代に比べるとヨワヨワな印象……。
■6位/スズキ・ハスラー
■竹岡 圭の考え
クロスビーじゃ大きいとか、税金安いとか……。逆ですね、ハスラーより大きなサイズと排気量の余裕が欲しかったほうがクロスビーを買ったわけで、その元祖小さい版なワケです。マルチワゴンとSUVのクロスオーバーのパイオニアとして、運動性能含め文句ナシの1台。
■清水草一の考え
ハスラーは男女問わず、人類にとって共通の傑作だと確信します。これは間違いなくユニセックスにかわいい。まず四角いフォルムはシンプルで機能的だし、足腰の踏ん張り感はしっかり自動車してる。それでいて顔がヒョーキン。デキるお笑い芸人ですね。
●どんなクルマ?
Keiの生産終了を惜しむ声に応えて開発されたクロスオーバーモデル。最低地上高も180㎜(2WD)確保し、悪路もそれなりにこなす。
■7位/ホンダN-ONE
■竹岡 圭の考え
N360へのオマージュを盛り込んだせいか、ちょっと男性向けの匂いを感じるんですよね。そこがいいという人と、そこがちょっとという方と、女子の場合は好みが二手に分かれそう。組み合わせによっては、なんとなくレーシーな雰囲気も漂っちゃいますし。
■清水草一の考え
このクルマは上品だぜ。たたずまいに気品があるのじゃ。その気品は、基本的に古風なもの。N360のリバイバルという部分は、しっかり生きている。フロントフェイスの黒い部分はおサルさんの顔みたいだけど、そりは知的ユーモアというヤツであるな。うむ。
●どんなクルマ?
ホンダ初の市販軽乗用車N360をモチーフに、2012年11月登場。2015年にはコンプリートカー「モデューロX」も設定された。
■8位/スズキジムニー&ジムニーシエラ
■竹岡 圭の考え
個人的には今いちばん気になりますが、3ドアなので……。女子は現実的なんです。でもこのサイズ感のおかげで躊躇なく、本当にどこでも行けちゃう。階段だって上がれちゃいそうな走破力は男らしくて魅力的。雨だれ防止のリッドがまたプラモデルっぽくてカワイイ。
■清水草一の考え
おっかさ~ん、マルコメ味噌。そう、ジムニーのデザインはおっかさんの味。誰も抵抗できない超定番的魅力に満ちている。自動車って本来こういうカタチだったよね、というものを、みんなに突き付けたのだ。みんなコロリとやられてしまいました。降参です。
●どんなクルマ?
4代目はラダーフレームにリジッドアクスルのサスペンションと、ジムニーの伝統を継承しつつスクエアボディを採用して大人気に。
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