■2020年、CX-5にディーゼルハイブリッド追加か!?
今回の商品改良ではガソリンエンジンの充実がメインとなったが、 CX-5は「マツダのディーゼルハイブリッド」戦略を担う1台でもある。
環境規制の厳格化を背景にヨーロッパではディーゼル車離れが広がっているが、ディーゼルハイブリッドなどへの取り組みは活発だ。
例えば2018年10月よりメルセデスは「ディーゼル・プラグイン・ハイブリッド」を設定したC300deを発売している。
マツダは自社にとって初のディーゼルハイブリッドを、まずは主力のCX-5に搭載するという。新たな武器を携え、日本発のマツダSUVが2020年、世界を驚かす。
ハイブリッドということで提携関係にあるトヨタのTHSIIをベースにすると思ったが、マツダ独自開発のシステムという。
燃料の消費量が増える発進時などに補助動力としてモーターを使うことで、燃費を2割ほど向上できるという。
また比較的単純な構造も特色で、これによりコストを抑えるメリットもある。マツダのアイデンティティがつまったCX-5になる。
世界が注目するクロスオーバーSUVの新たな旗手の誕生だ。
(編集部註:マツダは2018年10月2日の技術説明会で、2020年までに自社開発のEV投入を発表した。ロータリーエンジンを使ったレンジエクステンダーなどにも注目区が集まるが、電動化への関心も強いことからプラグインハイブリッドなどが登場する可能性も排除できない)
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