■新型が発表されたBMW3シリーズの値落ちはさらに進む!
現行、F30型BMW3シリーズは2012年にデビュー。次期G20型3シリーズは2018年10月に発表された。日本導入は2018年前半と予想されるため、今後値落ちが進むだろう。熟成された最終型、現行F30型3シリーズのスタイルが好きな人には狙い目だ。
なかでも2L、直4のクリーンディーゼルモデル、320dがオススメ。人気が高いのはスタイリッシュなMスポーツだが、スポーツやラグジュアリーラインと比べると相場が高く、乗り心地が少し固めなので、じっくり検討してほしい。
■最も中古車が売れない8月と11月は値下がりする!
新車の場合はハイパワーな大排気量エンジンを搭載したモデルのほうが、価格が高くなるのは当然のこと。しかし、最近の中古車では、燃料高騰の煽りを受けて、大排気量エンジンが敬遠される傾向がある。
例えば、ひと世代前のメルセデスベンツEクラスでは燃費性能が優れて、税金の安いE350のほうがE550より中古車相場が高くなるという現象が起きているのだ。
1000万円以上の高額車ばかりかと思えば、メルセデスベンツAクラスや、ボルボV40、BMW1シリーズといったエントリーモデルも格安な現行型中古車がある。なかでもプジョー208は軽自動車と同じような価格の中古車が見つかる状況だ。
というわけで、現行型中古車は、国産車では人気のありなし、輸入車では新車在庫の流出が中古価格に大きな影響を与えていることが見えてきた。
それ以外でも現行型中古車の価格に影響を与える要素として挙げられるのが、マイナーチェンジや一部改良。実施後は改良前の中古車が値下がりする。
さらに、最も中古車が売れない8月と11月は値下がりするという要素も知っておいて損はない。これらを知っているだけで、簡単に中古車購入の攻略法を立てることができる。
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