クルマの命綱! 知ってますかブレーキの異常を知らせる前兆と整備方法

■ジャダーが発生したらディスクローターを疑え!

ジャダーが起きたらローターの偏摩耗を疑ったほうがいい

 ブレーキを掛けた時にステアリングが揺すられる、クルマに振動が伝わってくる場合、ディスクブレーキのローターが偏摩耗している可能性が高い。

 ジャダーと呼ばれるこの症状は、ディスクローターが歪んでいることでブレーキング時にキャリパーがローターの歪みに合わせて動くことでステアリング系が揺すられてしまうのだ。

 国産車であればローターは減りにくく、ブレーキパッドの交換だけでかなりの期間走行できるが、欧州車はパッドとローターの両方を摩耗させることで、高いブレーキ性能と絶妙なブレーキペダルのタッチを実現している。

 そのためブレーキパッド交換2回に対してローターを1回交換するのが一般的だ。国産車はローターが減りにくいといっても、偏摩耗した場合は研磨か交換が必要になる。

 ドラムブレーキでは最近のクルマではブレーキドラムが摩耗限界になるまで走行することは少ない。しかし点検でドラムを外すのだから、同時にドラムの摩耗をチェックしてもらうようにしてもらえばいい。

■手動のサイドブレーキはワイヤーが伸びてくる

電子式のサイドブレーキが増えてきたが、ワイヤー式のサイドブレーキもまだまだ多い。サイドブレーキの効きが甘く、ワイヤーが緩んできたら交換

 サイドブレーキは、停車中にクルマが不用意に動かないようにするための装備だ。もともと、運転席の側面にあったためこの名称が付いたが、現在は足踏み式が主流になり電動パーキングブレーキも増えてきた。手動のサイドブレーキは引き過ぎるとワイヤーがどんどん伸びてくる。

 ある程度は調整が利くが、伸びるということは、いずれ切れて交換修理が必要になる。電動パーキングブレーキを採用している車種でも、モーターがワイヤーを引っ張って作動させている車種では、ワイヤーが伸びて交換が必要になることも考えられる。

■信頼できるディーラーや整備工場とつきあうことが必要

 クルマを乗りっぱなしにはできない理由の1つが、このブレーキのメンテナンスであり、たとえEVになってもブレーキはなくならないから、エンジンオイルの交換が必要なくなっても、定期的なメンテナンスの必要性は残る。

 であれば得策は、メンテナンスを信頼できる関係を築くことだ。メカのことが分からない素人と見くびられて、ボラれていると思う人は、ディーラーや整備工場、あるいはメカニック個人と信頼関係を作ることだ。人間誰だって、自分を頼って信頼してくれる人間には、特別な配慮をしてあげたいと思うもの。

 クルマは、購入したら壊れるまで乗り換えるまで、なるべくお金を掛けたくない、と思うオーナーが大半ではないだろうか。

 しかしブレーキだけは安全に直結するので、絶対に点検整備を怠るべきではない。そしてエンジンなどパワートレーンもメンテナンスや乗り方でコンディションや寿命は大きく変わる。

 単に運転するだけでなくメンテナンスにも手をかけて好調を維持する、そしてその乗り味にも喜びを感じられる、そんな愛車とオーナーの関係を目指してほしいものだ。

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