【絶滅寸前の装備 いまどうなった?】昭和の香りがするクルマ装備8選


■流行したこんな装備が懐かしい

 ここで、昔流行ったよね、という懐かしいアイテムを紹介していこう。きっと読者のみなさんもこれらのパーツをオートバックスやイエローハットなどの量販店に買いに行ったのではないだろうか。

1/クルマのインテリアが寂しいので飾ってみた花飾り「フラワーレイ」

写真は読者が提供してくれた当時付けていたというフラワーレイ。なお、フラワーレイと同じようにルームミラーにかけるアイテムとして、白いふさふさした形状の房(ふさ)があるが今でもVIPのドレスアップカーを中心に、時おり見かけたりする

 これもクルマのインテリアには欠かせないアイテムだった、フラワーレイ。ハワイの空港などで観光客を歓迎するため首にかけてくれるフラワーレイとは違いこちらは造花。当時はクルマの用品店などで扱っており、国産や輸入車といったジャンルを問わず、多くのクルマのルームミラーにかけられていた。

 ちなみに写真を提供していただいた読者はサーファーだったそうで、当時を振り返り、車内をハワイアンな雰囲気に演出できるアイテムとしてフラワーレイを気に入っていたという。

 そのいっぽうで、ナンパをする時もクルマに飾るアイテムとして斬新だったのか、女子受けは良かったとのこと。やはり古今を問わず女性に受けるアイテムというのは、愛車には必須なようだ(笑)。

 なお、現在はクルマに飾り付けているのはほとんど見かけないが、フラワーレイ自体は100均ショップでも販売している。

2/ダッシュボードのヤシの木

サーファーブームの影響だろうか、クルマのダッシュボードにヤシの木を置くのが流行した。常夏の気分?!

 これは赤いファミリアが大流行した1980年代、クルマのダッシュボードにヤシの木のミニチュアを置くのが流行った。

 サーフボードをルーフに置くオカサーファー(サーフィンしないでカッコだけ)が多かったこの時代、サーファーへの憧れもあったのだろう。ちなみに現在でもネットや雑貨屋で売られている。

3/アンテナボール

いまでは伸縮式のアンテナを採用している車種が少なくなってきているため、あまり見かけなくなった

 これも1980年代、キャルルックといわれる、アメリカ・カリフォルニアのカスタム文化が日本に入ってきた頃、伸縮式のアンテナの先端にアンテナボールを付けるのが流行した。写真は横浜・ムーンアイズのアンテナボールで今でも販売中。

 そのほか、水中花シフトノブもあるが、これはどちらかというと流行したわけではなかった。現在、絶滅寸前ではないかと思ったが、レジンで自作するキットも売られており、しっかり生き残っていた。

■今でも生き残っている「レースのシートカバー」

クラウンはもちろんセンチュリーでもレースのシートカバーをオプションで用意。背もたれ全部を覆うのではなく、ハーフタイプとなる。SRSエアバッグ、サイドエアバッグ対応。おっさんくさい、ダサさの象徴?!

 身近なクルマでシートにカバーを付けている車両といえば……、タクシーをまず思い浮かべるのでは。シートの汚れを防止してくれるし、定期的に外して洗うことで綺麗で清潔感が保てるし、何より多くのお客さんを乗車する乗り物としてイメージアップには持ってこいのアイテムだ。

 そんなシートカバーは法人専門のアイテムかと思えば、今でもしっかり純正オプションとして残っていたりする。

 親子連れで乗車する機会の多いミニバンでは、子どもが飲み物をこぼしたときにも安心な撥水タイプのカバーもあり、シートカバーも進化を遂げているのだ。

 とはいえ、今は愛車にシートカバーを付けるのをほとんど見かけなくなったのは、付ける手間もそうだが、かっこ悪く見えてしまうから。

 特に高級感あふれる(!?)レースのシートカバーは、ネットの巨大掲示板でも「ダサい装備」として真っ先に候補に挙げられる始末……。

 ちなみにレースのシートカバーはセダンを中心に今でもオプションとしてラインアップされている。だが、もはや風前の灯火かもしれない。

 でも筆者が60代、70代になったら、レースのシートカバーがオシャレだと、気が変わって装着しているかもしれない……。

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