【スープラ クラウン カローラスポーツ!!】 全部カッコいいぞ!!! トヨタのエースブランド戦略

■ベースモデル登場は「序章」に過ぎない!? スープラ怒濤のエボ戦略を読む!

 5月に正式発売となるスープラの価格が判明した。

 直4、2Lターボの「SZ」が490万円、SZ-Rが590万円、直6、3LターボのRZが690万円。オーストリアで生産されるクルマで、日本への輸入台数が極端に少なく、納車は2Lターボが今年11月以降、3Lターボに関しては来年3月以降になるというから驚き。

シリーズ中、最もベーシックなSZのスタイル。197ps/32.6kgmの直4、2Lターボと17インチタイヤを採用する(SZ-Rは258ps/40.8kgm、18インチタイヤ)

 この件については今後さらに情報を集め、また別の機会にお伝えしたいと思うが、スープラにはGAZOOレーシングの手によるエボリューションモデルが控えているというのがここでの本題。

 5月に発売されるモデルは序章に過ぎない。もちろんスープラにはシリーズ最強のチューニングレベル「GRMN」が用意される。

 徹底した軽量化、ボディ補強、足回りのチューニングに加え、エンジンやトランスミッションにも手が入る。

●トヨタ スープラGRMN(2021年登場)

2021年の登場が予想されるス「ープラGRMN」。400psオーバーの直6、3Lターボを搭載する、本格的なチューニングモデルだ

 ノーマルでは340ps/51.0kgmの3Lターボは400psオーバーになること確実で、噂レベルだが、GRMN専用にマニュアルも用意されるという情報もある。

 ノーマルのスープラは公道を楽しく走れるスポーツカーというのがメインコンセプトだが、GRMは本格的なサーキット走行もこなせる仕様となり、まったく乗り味の違うタイプとなる。デビューは2021年と予想される。

●TOYOTA スープラGT4(レース専用車)

こちらはジュネーブショーで初公開されたGT4クラスのレース専用車。ニュル24時間レースやS耐などに参戦できる

■WRカーよりも強烈!? 1.6Lターボ4WDのヴィッツGRMN

●トヨタ ヴィッツ(ヤリス)GRMN(2020年登場)

3ドアボディを使い、前後フェンダーを拡幅した迫力の外観もGRMNモデルの特徴。モータースポーツベースモデルは320万円程度と意外と安い

 ベースとなる4代目ヴィッツは世界共通の『ヤリス』と名を変え今年10月にもデビューする予定。

 現行型ヤリスはWRCに参戦しているが、このイメージをだぶらせたGRMNモデルが追加されるのは2020年秋の予定となっている。

 これまでも再三にわたりお伝えしてきたように、ヤリスGRMNが搭載するエンジンは新開発される1.6Lの直列3気筒DOHCターボで最高出力250ps、最大トルク32.5kgm程度を発揮するという。

 これに4WDが組み合わされるのだから、走りは強烈だ。

 ボディは現在のヴィッツGRMN同様、日本仕様には設定されていない3ドア。価格は320万~380万円程度。

■ル・マン優勝マシンを1億円、1000馬力で市販化!!

●TOYOTA GRスーパースポーツ(2020年登場)

 昨年のル・マンを制したトヨタTS050をベースに市販モデルとするGRスーパースポーツの開発は順調に進行中。

 2.4Lツインターボのハイブリッドで、市販モデルも1000ps以上を発生。価格は1億円を超えるとか。来年中には正式デビューだ。

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