■まとめ
●鈴木直也の総評
予算もスペースもかぎられている軽自動車ではどこかに重点をおいて、商品の特徴をアピールすることが肝要だ。その意味で、デイズ/eKの見せ所は、デザインとクォリティ。
eKクロスが象徴的だけど、キャラの立った個性的なエクステリアに、品質を感じさせる内装デザイン。
走りの点でも、操舵感のいい電動パワステや実用域重視のスムーズなエンジンが、軽ながら“いい物感”をうまく醸し出している。
デイズは日産らしい都会派、eKは三菱お得意のタフなイメージ。それぞれ上手に作り分けている。
●渡辺陽一郎の総評
デイズ&eKの欠点は後席の座り心地が悪く荷室の機能も単純なことだ。
一方、運転支援機能は全車速追従型クルーズコントロールも備わり、軽自動車では最良。前席の座り心地、内装の質、ノーマルエンジンの運転感覚も優れ、選ぶ価値が高い。
eKクロスは中級の「G」も15インチで乗り心地が少し硬い。「M」は14インチだが装備が乏しく選びにくい。
デイズは「ハイウェイスタープロパイロットエディション」が割安で、標準装着タイヤは14インチで快適だ。オプションで操舵感が機敏な15インチも選べる。
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