日産/国産メーカーで唯一、セダンを中心にシガーライターを標準装備
●日産
■標準装備
・スカイライン
・シルフィ
・シーマ
・NV200バネット
▲ディーラーオプション設定
・ジューク/ジュークニスモ
・マーチ
・キューブ
・NV100クリッパー リオ/NV100クリッパー
日産は 国産メーカーで唯一、セダンを中心にシガーライターを標準装備している。
これはモデルライフが長いためと思われる。また、ビジネス用途で人気のNV350キャラバンもハイエース同様、灰皿はあるもののアクセサリーソケットのみの装備となる。
ところで今はシガーライターではなくアクセサリーソケットが主流だが、それは12V電源を供給するだけのもの。
シガーライターもアクセサリーソケットも似たような構造で、詳しく言うと長くなるので割愛するが、なぜ電源を供給するだけかというと、それを必要とするアクセサリーが多いからだろう。
実際、クルマに標準で付く用品であるパンク修理キットのエアコンプレッサーは電源をアクセサリーソケットから取るようになっている。
たいていのコンプレッサーは消費電力も大きく、120~150Wという容量が設定されているのだ。
でも、気をつけたいのはアクセサリーソケットのカバーを見ると、タバコマークに斜線を引いたマークが付いていることもある。
つまりシガーライターとしては機能しないし、シガーライターを無理に入れると加熱して周りが溶けて危険なのでやらないようにという意味なのでご注意を。
ホンダ/アクティトラックのみ標準設定!
●ホンダ
■標準装備
・アクティトラック
▲ディーラーオプション設定
・グレイス
ホンダは上記車種のみ。乗用車ではグレイスのみがディーラーオプションで用意しているのは不思議なところである。
なお、いずれのメーカーもそうだが、ディーラーオプションのシガーライターは既存のアクセサリーソケットと交換するタイプが主流となっている。
また、最近ではバイクでもアクセサリーソケットを標準で備えたモデルが出てきている。用途はスマホの充電やナビとして、あるいは冬場では、電気の力で発熱する防寒ジャケットなどで使ったりする。
マツダ/2014年以降、乗用車のシガーライターの設定はなし
●マツダ
■標準装備
・ボンゴバン/ボンゴトラック
・タイタン/タイタンダンプ
▲ディーラーオプション設定
・スクラムワゴン/スクラムバン/スクラムトラック
マツダは乗用車系での標準装備車は設定しておらず、商用車系にシガーライターを標準装備。
余談だが、マツダは過去にどのメーカーよりも早く灰皿とシガーライターをオプション(9600円)にしたモデルをリリース(ペルソナ、1988年~1992年)した会社であり、積極的にシガーライターの廃止を進めている。
実際に2014年以降、乗用車系にはシガーライターの設定はないとコメントしている。
また、今後についてはアクセサリーソケットやUSB電源などの装備に置き換わるとのこと。
ディーラーオプションで対応したモデルはスズキから兄弟車であり(エブリイ/キャリイ)、スズキでも同様に設定されている。
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