エアコンが臭い、風が弱い場合はエバポレーターを疑え!
エアコンが臭くなったり、エアコンの風が弱くなった場合はエバポレーターが原因だ。
エキスパンションバルブで低温・低圧にされた霧状冷媒を大量に気化し、ファンにより送られる車室内の暖かい空気がエバポレーターを通過することによって冷却し、室内を冷房化する。
暖かい空気がエバポレーターフィンに当たり、露点温度以下に冷却されると空気中の水分が凝縮し、エバポレーターフィンに水滴が付着する。この結果 、車室内の湿気をとることができる。
このエバポレーターが壊れた場合、交換費用は約5万~10万円。洗浄も行ってくれるが1回1万円以上かかる。小さい子供がいて、カビや細菌が気になる人はフィルター交換とともに年に2回のエバポレーターの洗浄をお薦めする。
いずれにしても外気温が35度以上にも達する酷暑が続く今、古いクルマに乗っている人で、壊れることを気にせずキンキンに、エアコンを入れてる人は要注意。
暑いさなかに壊れる前に、年に一度はエアコン診断を行ったほうがいいだろう。
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