■新型ISの安全装備を検証
レクサスが新型ISの進化のポイントとしてアピールしている安全装備とは?
●衝突被害軽滅ブレーキ
続々と商品化され、ユーザーからの注目度も激高の自動ブレーキで、現在はゼロ停止するものが主流になっているなか、ISの全モデルにオプション設定されるのは、ミリ波レーダー式のプリクラッシュセーフティシステムである一定の条件下でゼ口停止する可能性がある。
しかし、先行車や障害物をミリ波レーダーで検出して、衝突の可能性が高いと判断した場合、警報やブレーキ制御により衝突回避を支援。
警報後にドライバーがブレーキを踏んだ場合は、プリクラッシュブレーキアシストが強力に作動して減速(最大約60km/h)。先行車が20km/h、自車が80km/hの場合なら60km/h程度減速するわけだ。
それに対しドライバーがブレーキを踏まなかった場合でもプリクラッシュブレーキが作動(最大30km/h程度減速)するので、衝突回避したり、衝突した場合でも被害を軽減。
これにブレーキ制御付きのレーダークルーズコントロールがセットで6万3000円で全モデルにオプション設定される。
●ブラインドスポットモニター(BSM)
ドアミラーでは確認しにくい後側方の死角に存在する車両を検知してドアミラーのインジケーターが点灯、点滅してドライバーに注意を促す装備。バージョンLは5万2500円、Fスポーツは本革シートとセットで32万5000円。
●そのほか
白線、横線をカメラで認識し、方向指示器を出していない状態の場合、ブザーとディスプレーでドライバーに警告するレーンディパーチャーアラート(LDA)とロー/ハイビームを自動で切り替えて前方視界を常に最適に確保できるオートマチックハイビーム(AHB)は、バージョンL、Fスポーツとも5万2500円。
(写真、内容はすべてベストカー本誌掲載時のものです)
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