最近のクルマって高くないですか!? 2001年の頃と比較してみた

自動車メーカーのクルマの販売台数は増えている!?

 自動車メーカーからの視点で見てみよう。自動車メーカーの成績ともいえる年間の販売台数。国内の登録車の新規登録台数を見ると2001年は397万9834台、2016年は335万7933台。

 たしかに60万台ほど台数を落としているが、2017年3月期の決算発表などを見る限り各社そこまで緊迫している状況とも言えなそう。

 トヨタはさまざまな要因があり減益減収しているものの、海外を含む連結販売台数では868万1000台から897万1000台へとプラス成長を記録している。これはなにもトヨタだけの話ではない。

 販売台数だけでいえば日産は前期比+3.7%、ホンダに至っては前期比+28.5%を記録している。クルマ自体は売れているのだ。

 当然ながら為替などさまざまな要因から会社を守らないとならないし、安全装備の増加で開発費だって莫大なものになっているだろうから、車両価格の値上げなどは致し方ない部分だとは思う。

 そうはいってもベストカーWEBとしては、若者がほしいクルマに乗れないのは看過できない。

 せっかく若向きのおもしろいクルマを出してくれても乗ってもらえないともったいないです。メーカー各社さん、「R25割」みたいなキャンペーンを実施して、50万円くらいガツンとプライスダウンしたらとっても魅力的だと思うんですが、ダメですか? 

 それでもクルマが売れない、なんて自体がもっとも怖かったりするけれど。

各社の決算はそこそこといったところ。為替などの変動する値によって業績はまちまちだが、注目すべきは各社ともに販売台数は躍進しているというポイントだ
各社の決算はそこそこといったところ。為替などの変動する値によって業績はまちまちだが、注目すべきは各社ともに販売台数は躍進しているというポイントだ

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