三菱復活の狼煙!! 苦境のなか決算純利益+100億円を叩き出し「次期パジェロ」で攻勢を仕掛ける

 期待は大きいが、大きすぎる期待に前のめりになって転倒しないよう気を付けてほしい。楽しみに待ってます。

まとめ——2026年度は三菱の”本気”を測る一年

 三菱自動車の2025年度決算は、増収ながら大幅減益という厳しいものだった。しかし、岸浦社長の発言と決算資料の内容を丁寧に読み解くと、「下を向いている」印象は受けない。混迷を極める世界情勢のなかで純利益100億円をきっちり確保し、来期につなげた功績は大きい。

 2026年度の営業利益900億円という見通しは、中東リスク300億円を織り込んだうえでの数字だ。アセアン戦略車22万1000台、デリカシリーズの拡販、そして次期パジェロとみられる新型クロスカントリーSUVのローンチ——。三菱は「三菱らしいクルマ」で再び勝負に出ようとしている。

 2026年度は、その反転攻勢が本物かどうかを測る、重要な一年になる。

記事の要点(3つ)

① 2025年度は増収・大幅減益だが最終黒字を確保 売上高2兆8965億円(前年比+4%)に対し、営業利益は755億円(同▲46%)、当期純利益は100億円(同▲76%)。為替・品質対策費・米国関税が重くのしかかったが、修正計画を達成し最終黒字を死守した。

② 2026年度は中東リスク300億円を織り込んだ慎重な反転攻勢 本来の営業利益見通しは1200億円だが、中東影響300億円を差し引いて900億円を公式見通しとする。アセアン戦略車を17万4000台から22万1000台へ大幅拡大し、収益性の改善を目指す。

③ 「次期パジェロとみられる新型クロスカントリーSUV」が最大の注目点 岸浦社長が「非常に重要なクルマ」「本年発売」と明言した新型クロスカントリーSUV。ベストカーWebの予想では次期パジェロである可能性が高く、本年初冬の日本導入・タイ同時発売が有力。日本市場での新型車効果も込みで、国内販売は前年比1万8000台増の14万台を見込む。

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