東京の街中を走るジャパンタクシーは「静か」
そんなジャパンタクシーが、10月23日の発売日に東京・台場でおこなわれた発表会イベントの直後に、さっそく公道を走りました。
筆者の横を颯爽と走り去るジャパンタクシーを見て率直に感じたのは「実に静か!」ということ。ハイブリッドを採用していることもあり、車外で聞くエンジン音は、従来のコンフォートよりもかなり抑えられている印象。
ちなみにジャパンタクシーは2グレード展開で、標準グレードの「和(なごみ)」が327万7800円、上級の「匠(たくみ)」が349万9200円という価格設定で、東京モーターショーにも出展されます。
また、2018年春にはこのジャパンタクシー500台から走行画像・車両データを収集し、車線別の渋滞情報を提供する試みも開始。
将来的には気象情報等と組み合わせて「雨が降ったから、この辺に人がタクシー待ちの人が集まりそう。だから、そこにタクシーを集めよう」といったことも可能になるとトヨタの友山茂樹専務は発表会で語っていました。タクシーそのものだけでなく、その「使い方」も大きく変わろうとしています。
国交省の調べによると、日本全国にある法人タクシー車数は20万台超。これだけの台数が、新しいタクシーに切り替わっていけば、街の景色も変わる。
しばらくは、これまで活躍してきた“いつものタクシー”を、感謝を込めて眺めつつ、新しい景色を楽しみにしたいものです。
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