世界的なSUVブームを背景に、多くのメーカーが新型SUVの日本導入を決めている。代表例としては今年発売予定の新型ホンダCR-Vや、NYショーで公開され年末〜来年初頭に日本発売予定の新型トヨタRAV4などなど。
ただCR-VにしてもRAV4にしても、アメリカ仕様の日本版。どうやらちょっと価格が高くなりそう。
それならアジアに視野を広げてみてはどうだろう。性能も価格も魅力的なSUVがあるのではないか。ちょっと探してみたら、各社あるじゃないですか、日本未導入のSUVが。
すでに台数が出ているモデルなら、価格もグッと抑えられるはず。以下、紹介する海外専売SUV勢、ぜひとも導入を検討してほしい!
文:ベストカー編集部、ベストカーWeb編集部
■マツダCX-4
2016年に中国市場専売車として発売が開始されたスタイリッシュなクロスオーバーSUV、CX-4。
その開発コンセプトは「エクスプローリング・クーペ」で、マツダのクロスオーバーSUVモデルのなかでも最も背の低い流麗なボディシルエットを採用しているのが最大の特徴だ。
そのCX-4だが、クーペSUV人気の高い中国市場での販売は絶好調。世界的なクーペSUV市場の活況から、早ければ今年中には米国での販売も開始されるとみられている。そうなると、日本市場での導入も期待できる。
CX-4のボディサイズは全長4633×全幅1840×全高1535mm、ホイールベース2700mmで、CX-3(全長4275×全幅1765×全高1550mm、ホイールベース2570mm)はおろか、CX-5(全長4545×全幅1840×全高1690mm、ホイールベース2700mm)の全長も凌ぐ大きさ。
うーん、カッコいいけどちょっとデカいか。とはいえ何しろ中国で売れているなら安く日本でも売れそう。
中国市場ではクリーンディーゼル車の設定がなく、2Lと2.5LのSKYACTIV-G搭載車のみだ。もし日本に導入されるとなると、これに2.2Lのクリーンディーゼルが追加されることになるだろう。
3列シートのCX-8が好調にスタートを切り、2月の一部改良で2.2Lディーゼルエンジンを最新型に切り替えたCX-5、昨年新たに2Lガソリン車を加えたCX-3と、SUVのラインアップに「厚み」を加えたマツダ。この好調なマツダSUV軍団にもう1台加えてほしい。
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