ドラえもんのタケコプターで友達と空を飛ぶのび太たちの姿を見て、一度は同じように空を飛んでみたいと思ったことないだろうか。
実はそんな近未来の世界がすぐそこまでやってきている。
「未来社会の実験場」をコンセプトに、2025年4月13日から10月13日までの184日間にわたって開催される「日本国際博覧会(大阪・関西万博)」で、「空飛ぶクルマ」が本格導入される方針が明らかになったからだ。
関西空港や神戸空港などと万博の会場となる大阪市の人工島「夢洲(ゆめしま)」を「空飛ぶクルマ」でつなぎ、来場客を輸送する構想などが検討されているという。
経済産業省(次世代空モビリティ―政策室)は「万博を契機に空飛ぶクルマを全国に普及させていきたい」と語っている。すでにANAホールディングスや日本航空が参加に強い関心を示しているほか、日本のスタートアップ企業の「スカイドライブ(本社愛知県豊田市)」は大阪府・市と提携。さらにスカイドライブと近鉄グループや南海鉄道も提携、「空飛ぶクルマ」の事業参入に関心を寄せている。
文/松崎隆司、写真/HONDA、AdobeStock(アイキャッチ写真は@3D motion)
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