スマホじゃ味わえない満足感!! カロッツェリア「楽ナビ」の2022年モデルはハイスペックと低価格を両立!!

■専用品の強みとワイドバリエーション

写真の9V型大画面モデル「AVIC-RQ912」を筆頭に、8V型や幅200mmに対応するワイド7V型など、豊富なサイズバリエーションから選べる
写真の9V型大画面モデル「AVIC-RQ912」を筆頭に、8V型や幅200mmに対応するワイド7V型など、豊富なサイズバリエーションから選べる

 現在の楽ナビは高解像度(2,764,800画素)のHDパネルと視野角の広いIPS方式を採用している。車種や取り付け位置、ドライバーの着座位置によって当然見え方は異なってくる。これはパソコンなどとは異なり、正面からディスプレイを見ることがほぼ無いカーナビならではの特性とも言える。

 ただ、それによって地図自体が見にくくなってしまうのは本末転倒だ。楽ナビの場合、左右だけでなく上下の視野角も広く、ミニバンであろうとスポーツカーであろうと高い視認性を確保、また動画コンテンツを楽しむ際、スピードの早い動きに対しても新プラットフォームの採用により応答遅れが少ないのも特徴だ。

 これは楽ナビに限ったことでは無いが、昨今はどうしてもスマホのナビアプリと比較されがちだ。しかし、地図の見やすさや車載での使用を考慮した専用UI、そして何よりも専用開発されたモデルゆえに、振動や熱といったクルマ特有の劣悪環境下でも安定して使える点ではアドバンテージがある。

 またあまり知られていない(失礼)だが、楽ナビは9V型大画面モデルを筆頭に、8V型、幅200mmに対応するワイド7V型、そして幅180mmの7V型のワイドバリエーションを持つ。

 もちろん車種によるジャストフィットも考慮してのことだが、幅広いラインナップを持つことで、多くのユーザーに対応できる点は楽ナビがずっと継承してきた利点とも言える。

■高性能を適正な価格で、高コスパも強み

CD-ROMの時代からカーナビを販売していたパイオニアならではのノウハウで、車内での見やすさ、使いやすさを追求している
CD-ROMの時代からカーナビを販売していたパイオニアならではのノウハウで、車内での見やすさ、使いやすさを追求している

 昨今のAV一体型カーナビは差別化が難しいと言われている。では楽ナビを選ぶ意味はどこにあるのだろうか。今回紹介したHDMI端子やHD高精細パネルも魅力的だが、やはり楽ナビの魅力は高性能なナビ機能を適正な価格で提供している点にあると思っている。

 現行モデルでは制限速度超過時に音とメッセージで注意を促す「速度超過防止警告」など時代が求める機能を搭載しており、それ自体も魅力的ではあるが、根本的にはカーナビの命とも言える自車位置精度の高さや地図デザイン(好みはあるが)が重要で、楽ナビの場合、これまでのノウハウを継承している。

 そして高い基本性能の極めつけは同社が誇る圧倒的な渋滞回避能力を持つ「スマートループ」に集約される。VICSの渋滞情報も含め、元々収集した膨大なデータから最適なルートを案内できる点はナビにおける「現地までスムーズに早く到着できる」という基本中の基本を高レベルで実現する機能だ。

 これらを搭載しつつ、適正な価格やユーザーニーズに合わせたラインナップを持つからこそ楽ナビはコストパフォーマンスが高いことがわかる。
 
 インフォテインメントシステムと呼ばれるようになった昨今の車載機器だが、時代と共に変化しており従来のAV一体式カーナビだけで生きていくのは確かに大変だ。

 しかし、市場に流通しているクルマの多くやユーザーがAV一体式を好む傾向はまだまだ強い。その中でカロッツェリアの「楽ナビ」は一歩づつではあるが、確実に進化していることを感じるのだ。

【画像ギャラリー】高性能で使いやすいカロッツェリア「楽ナビ」に2022年モデルが登場!!(10枚)画像ギャラリー

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