コーティングは撥水か親水か最終結論!?シュアラスターの超人気3製品を実体験テスト【やればできる中年オヤジのカーメンテ】

定着1時間後に水をかけて水はじきをチェック!

右から施工なし、撥水タイプの「ゼロドロップ」、親水タイプの「ゼロウォーター」、一番左が高撥水タイプの「ゼロプレミアム」
右から施工なし、撥水タイプの「ゼロドロップ」、親水タイプの「ゼロウォーター」、一番左が高撥水タイプの「ゼロプレミアム」

 水をかけると明らかに違う。親水タイプの「ゼロウォーター」はまとまって水が落ちていきますが、撥水タイプの「ゼロドロップ」、「ゼロプレミアム」はおもしろいように水滴がコロコロとはじいています。

 「ゼロドロップ」と「ゼロプレミアム」の差ですが、全然違う、というような大きな差は感じられませんでしたが「ゼロプレミアム」のほうがより水をはじいているのがわかります。

一番手前が「ゼロプレミアム」、その上が親水タイプの「ゼロウォーター」、その上が撥水タイプの「ゼロドロップ」、その上が未施工
一番手前が「ゼロプレミアム」、その上が親水タイプの「ゼロウォーター」、その上が撥水タイプの「ゼロドロップ」、その上が未施工
一番手前が未施工、その上が撥水タイプの「ゼロドロップ」、その上が親水タイプの「ゼロウォーター」
一番手前が未施工、その上が撥水タイプの「ゼロドロップ」、その上が親水タイプの「ゼロウォーター」

CCIの疎水タイプを加えて、親水タイプ、疎水タイプ、撥水タイプで比較してみた

疎水タイプのコーティング剤、CCIの「スマートミストネオ疎水タイプ)
疎水タイプのコーティング剤、CCIの「スマートミストネオ疎水タイプ)

 前述したとおり、撥水タイプと親水タイプの中間にあたるのが疎水タイプのコーティング剤。前回テストしたCCIの疎水タイプのコーティング剤「スマートミストネオ疎水タイプ(1648円)」を加えて、ボンネット右側に親水タイプのシュアラスター「ゼロウォーター」、中央にCCIの疎水タイプの「スマートミストネオ疎水タイプ」、左側に撥水タイプの「ゼロドロップ」を施工し、水はじきテストをしてみました。もちろん、洗車後にクリーナーで下地をキレイにした後、再び洗車し、水拭きをした乾いた塗装面に施工。 

右から親水タイプのシュアラスター「ゼロウォーター」、疎水タイプのCCIの「スマートミストネオ疎水タイプ」、撥水タイプのシュアラスター「ゼロドロップ)
右から親水タイプのシュアラスター「ゼロウォーター」、疎水タイプのCCIの「スマートミストネオ疎水タイプ」、撥水タイプのシュアラスター「ゼロドロップ)

 左側のゼロドロップの水はじきは気持ちいい! やはり疎水、親水タイプは、水滴があまりなく、ほんとにコーティングしてあるの? と疑問を感じてしまうほど。CCIの疎水タイプとシュアラスターの親水タイプのゼロウォーターのまとまって水が落ちていく感じについては、見た目では大きな差は感じられなかった。

真ん中の疎水タイプのCCI「スマートミストネオ疎水タイプ」。水滴はあまり発生せず水がまとまって流れていく
真ん中の疎水タイプのCCI「スマートミストネオ疎水タイプ」。水滴はあまり発生せず水がまとまって流れていく
親水タイプのシュアラスター「ゼロウォーター」。親水タイプなので水引きがよく、しとーっというイメージ
親水タイプのシュアラスター「ゼロウォーター」。親水タイプなので水引きがよく、しとーっというイメージ
撥水タイプのシュアラスター「ゼロドロップ」。さすがに撥水タイプだけあって気持ちよく水滴になって落ちていく
撥水タイプのシュアラスター「ゼロドロップ」。さすがに撥水タイプだけあって気持ちよく水滴になって落ちていく

1ヵ月後に汚れが付いているかチェックしたい

中央左が親水タイプ。両脇が撥水タイプ。水があまり残らないのが親水タイプ
中央左が親水タイプ。両脇が撥水タイプ。水があまり残らないのが親水タイプ

 いかがだったでしょうか? 撥水タイプ、疎水タイプ、親水タイプをテストしてみましたが、う~ん、なかなか難しいですね、結論を出すのは……。

 1ヵ月以上洗車をしないという人は親水タイプ、1ヵ月に2回以上とか、マメに洗車をする人は撥水タイプでしょうか。

 いずれにしてもスプレーして拭くだけの簡単コーティング剤は、マメさが必要かもしれません。担当は、今のところ、あの水はじきの気持ちよさは代えがたいので、撥水タイプかなあ。でも数週間でイオンデポジットがついてしまうのが気になるところですが、そうなったらまた洗車すればいいわけで……。

このようにルーフを4分割してテスト。1ヵ月後、どこが一番汚れるか?
このようにルーフを4分割してテスト。1ヵ月後、どこが一番汚れるか?

 ということで、ボディサイドやルーフに、撥水タイプ、疎水タイプ、親水タイプのコーティング剤を施工し、汚れの付き具合を調べてみることにしました。一応、1ヵ月後にチェックする予定ですが、もう少し伸びるかもしれません。

 ワタクシ、ただいま、コーティング沼にハマっておりますが、まだまだひよっこですので、こんなのがあるよ、とか、これがいいというのがありましたらぜひコメント欄にお寄せください。

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