■まずは洗車機に12回通してみた
改めてパッケージを見ると、「イオンコートクラシック」が「洗車機連続12回以上通しても水玉コロコロ」、「イオンコートレジェンド」には「連続20回以上通しても水玉コロコロ」と書いてある。
これが本当なのか確かめるべく、最新のダイフク製洗車機に水洗い洗車1回(1往復)×12回通してきました。
すぐに自宅駐車場に戻り、シャワーをかけてみると……。あれ、ほとんどからないやんけ!
個別に見ていくと、「イオンコートクラシック」の場合、ほとんど水はじき効果は変わらないように見えるが、施工1時間後の写真と比べてみると、やや水玉が崩れているのが見てとれる。とはいえ、シャワーで水をかけていても、まだまだコロコロと水をはじいている。
これは「イオンコートレジェンド」も同じ傾向にあり、クラシックよりも、丸っこい真円の水玉が多いかもと思うくらいで、たいした差はない……と思う。
比べてほかの商品はどうか? 「WAXフクピカ」は施工直後よりは水玉がやや崩れており、水はじき効果がやや弱くなったかなと印象。見た目はイオンコートの2商品とあまり変わらない。
さすがに魔パイも洗車機12回では、水はじき効果が落ちているのがわかる程度。
4商品とも、洗車機12回通した後をチェックしてみたが、明らかに水はじき効果が落ちた! というほどでもなく、やや落ちたかなという印象。くそぉ~激落ちを期待してたのに残念……。
■洗車機20回通すとさすがにダメか?
もう無理っす! という悲鳴が愛車から聞こえてきそうな感じがしたが、あと8回(計20回洗車機)にぶち込んできました!
結論として、「イオンコートクラシック」、「イオンコートレジェンド」ともに、洗車機20回目となると、さすがに水はじき効果は弱まってきたものの、施工1時間後と比べると、明らかに落ちたというほどではなかった。ただ、水玉は真円が楕円になっているものが多いのが写真から見てとれる。
12回洗車機通した状態からはそう大きくは変わらず、気持ちよくコロコロと水玉が落ちていく様子もあまり変わらなかった。
では「イオンコートレジェンド」はどうか? こちらもシャワーをかけると、水玉がコロコロと勢いよく落ちていく。水玉はクラシックと同様、やや真円が崩れていて楕円になっている水玉も多くなってきた。
結論としては、洗車機に12回、20回も通しても、「イオンコートクラシック」、「イオンコートレジェンド」はまだまだイケる! 厳密にいえば、施工1時間後と比べ、洗車機20回通した状態は、いずれも撥水効果は施工1時間後に比べ6~7割ほどという印象。撥水の持続効果はクラシックが8カ月、レジェンドが12カ月とのことだが、機会があれば試してみたい(イオンコート愛用者の方からのコメントお待ちしてます)。
いったい洗車機に何回ぶち込めば、コーティング剤が落ちるのか、親水状態になるのか、あと5回洗車機に通し、限界がどこなのか正直試したかったが、愛車の洗車傷が心配なので断念した。このあと、電動ポリシャーでケアします~。
今回の洗車機テストで、ボディコーティング剤は洗車機に通してもさほど撥水効果は落ちないということが実証されたのは確か。でもくれぐれもみなさん、洗車傷が怖いので真似しないように!
「WAXフクピカ」、「魔パイ」も同様で、洗車機によるテストでは総じて、水はじき効果はやや落ちたかなという程度で、洗車機に20回通しても、シャワーをすれば水玉が勢いよく落ちていった。
最後に。撥水タイプのボディコーティング剤の難敵は、太陽の日差しや雨などによってできる白いシミ、ウォータースポット。くれぐれもボディコーティング剤施工後は、雨が降ってボディについた水玉を拭きあげることが必要。これを怠るとあっという間に白いシミだらけになる。雨が降った後以外でもこまめに水洗い、カラ拭きをやりましょう。
【画像ギャラリー】2種類のイオンコートの施工1時間後、洗車機12回、洗車機20回通した後の水はじきを写真でチェック!(15枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方車4代お世話になっています。レジェンドは拭き取りにやや難あり。クラシックに戻りました。
年二回のワックスで5年経過した車も新車同然の輝き。過去にデーラーで10万円もするコーティングをしたことがありますが、効果はそれ以上。取り扱いの店が減っているのでネットで探します。生産が終わるのならストックとして買っておきたいのですがその心配もなさそうです。
かれこれイオンコートクラシックのダークカラー用を25年位使っている。初期はタイホー工業から発売されていたし、商品も最初はフッソコートからイオンコートになり、いつからか経営母体が変わったと思うが、何より仕上げた後の艶が素晴らしく使い方続けているけど最近近くの店で取り扱いがなくなり入手出来なくなり手持ちが無くなったらAmazonかなと思っている。