梅雨とくればガラスの雨弾き！　クリーナーで油膜を取った後のガラスコーティングって超気持ちいい【やればできる中年オヤジのカーメンテ】

　6月8日、気象庁は関東地方の梅雨入りを発表した。梅雨とくれば、フロントウィンドウの雨弾きが気になるところ。油膜がギラギラ、ウオッシャー液を出してワイパーを動かしてもさっぱり落ちない。助手席の嫁からは「窓ガラス汚くてよく平気だわね」と頻繁に言われてますですハイ。

　そこで、今回はなるべく安く、疲れずにラクにメンテをしたい中年オヤジのクルマ好きのために、今回は油膜落しと、最新のガラスコーティング剤3種を試してみたぞ！

文＆写真／ベストカーWeb中年オヤジO

■ガラスクリーナーといえばキイロビン

　ウオッシャー液だけじゃなかなかフロントウィンドウの油膜ってなかなか取れません。この油膜をしっかりとらないと、ガラスコーティング剤をいくらぬっても効果は半減。要はボディコーティングと同様、下地が重要ってことです。

　我が愛車にもご多分に漏れず、ウオッシャー液頼みでこの半年以上過ごして来たわけですが、どうにもこうにも油膜がギラギラ。時々気になって、コーティング剤をヌリヌリしてきたわけですが、いよいよ耐え切れなくなってきました。

　小雨の時には、ワイパーゴムのビビリ音はするし、さらに右側のワイパーが停まる部分に、ゴムの擦れ傷（?）のようなものができていて、そこに汚れが付着して、内側の窓側見ている自分にとって、超汚くて耐えられない……ということで、クリーナーでいっちょやったるかとなったわけです。

　そこで今回自腹購入したのは、洗車通にはお馴じみ、「キイロビン」のハイグレード版、「キイロビンゴールド（880円）」。

　おじさんとしてはなるべく疲れない、時間をかけたくないというのもあって、「従来品の約2倍のスピードで除去できる」という謳い文句に惹かれてしまったわけです。

　まずはフロントウィンドウのガラス面の埃や汚れを洗い流す。続いて付属のスポンジに少し水を含ませて、キイロビンゴールドの液剤を約15cm四方、縦縦横横という感じで往復させながら塗っていく。

　塗った後、液剤が弾かなくなって白くなったら、水で洗い流した後、水で濡らして固く絞ったタオルで拭き上げていく。

　概ね水アカが取れてスッキリ。しかし、頑固なワイパーが停止する周辺の汚れは1回では取れなかったため、3回ほど繰り返すとしっかり取れた。

　キイロビンゴールドには研磨剤が入っているものの、さすがに今回の汚れや鱗状の汚れは、鱗取りクリーナーなどの強化タイプが必要かもと思ったが、キイロビンよりも2倍作業効率がアップしていてここまで取れたのだから、いい買い物をしたと実感。

　明らかに油ギラギラおじさんから、さわやかな青年になったイメージで気分爽快！　といってもここで終わらせちゃいけない。ガラスコーティング剤の施工という本題が待っている。

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