【移動オービス対応品も登場!!】レーダー探知機の選び方 2019最新版!!!

 さまざまな技術の進化により、近年の車は、快適で安全なドライブが楽しめるようになりました。

 しかし、速度超過は大事故につながる大変危険な行為。「ゾーン30」と言われる取り組みは、生活道路や住宅街を猛スピードで駆け抜ける車を取り締まるために広がってきているもの。

 こうした危険な道路や、また、ついスピードが出やすい幹線道路などでは、取り締まりが強化される傾向にあるといえます。

 そこで今回は、そんな危険なゾーンでもある取り締まりポイントを事前に知らせてくれる「速度取り締まり探知機(レーダー探知機)」の選び方を紹介します。

文:立花義人
写真:Adobe Stock、編集部


GPS搭載が主流に!! レーダー探知機の仕組みと最前線

高速道路だけでなく一般道にも設置される通称オービス

 速度取り締まり探知機(レーダー探知機)とは、「速度違反自動取締装置(通称:オービス)」による取り締まりポイントを、ドライバーに音や光、画像などで知らせてくれる装置。

 注意すべきなのは、オービスにはさまざまな種類があるため、レーダー探知機があれば、取り締まりポイントを100%把握できるわけではない点です。

 従来からある「レーダー式」オービスは、道路に設置された機材から照射されるマイクロ波を利用して、速度を測定しています。

 レーダー探知機を装備した車が走行中にこの電波をキャッチすると、ドライバーに音や光、表示で警報を行うという仕組み。

 しかし、「ループコイル式」や「光電管式」のオービスは、電波を使用していないため、電波をキャッチする機能しか持たないレーダー探知機では、取り締まりポイントを把握することはできません。

 そこで現在では、「GPS(衛星測位システム)受信機能搭載のレーダー探知機」が主流となっています。

 GPSを受信することで、走行中の自車位置情報を把握することができるので、内蔵されている全国の取り締まりデータを、ドライバーに事前に警告することができるのです。

「可搬式」に対応!? レーダー探知機の新傾向とは

 ここ数年発売されているレーダー探知機には、ドライバーに役立つ情報を、多角的に提供する機能が搭載されているものも!

 例えば、警察車両が用いる無線電波を受信した際に警報を発する「無線受信機能」や自動車に取り付けられている自己診断用ユニットOBD IIに接続(※対応車種のみ)し、エンジン回転数や水温、車速、燃費などの車両情報を表示する機能など、多機能な機種が多くあります。

 さらに、2017年頃から導入が増えたレーザースキャンによって速度測定が行われる「レーザー式移動オービス」は、電波を利用した従来のレーダー探知機では検知が不可能であり、また可搬式のため、機器に内蔵されているデータだけでは取り締まりポイントの把握は困難でした。

 しかし、最新のレーダー探知機の中には、本体内蔵のセンサーで、レーザーを受信できるタイプもあります。

 より精度の高い警報を求める場合は、この機能の有無もチェックする必要があります。

【シーン別!!】オススメ レーダー探知機 3選と選び方のコツ

【1】高精度で取締情報を警告して欲しい「多機能派」にはこれ!

 こういった方には、やはりハイエンドモデルがオススメ。

 各社から販売されているレーダー探知機のハイエンドモデルを比較しても、メーカーによる機能に大きな差はありませんが、最新の「レーザー式」に対応しているか否かが、機種選定のポイントです。

 また、ドライブレコーダーと連動させたり、車速などの車両情報も表示させたい、という場合にも、対応機種の確認は必要です。

 昨今のハイエンドモデルは、3~4インチの液晶ディスプレイと本体が一体になっている「ワンボディタイプ」が主流。

 ディスプレイ表示のデザイン、文字の見やすさ、音の種類を、店頭デモやメーカーHPで確認し、好みのものを選ぶことも重要なポイントでしょう。

■コムテック/レーザー光対応レーダー探知機 ZERO 807LV

 これまでの探知機で受信出来なかった新型取締機「レーザー式オービス」に対応。 特徴的な魚眼タイプのレンズ・最新センサー採用でレーザーの受信可能距離性能を強化。

【2】なるべくダッシュボードに物を置きたくない「デザイン重視派」にはこれ!

 ルームミラーに被せて、ミラーに内蔵されたディスプレイに情報を表示する「ミラータイプ」は、車内の雰囲気を壊さずスマートに使用できます。

 ただし、ルームミラーのボールジョイントが緩いクルマもありますので、しっかり取り付けられるか否かは、購入前に確認しましょう。

 本体の機能はハイエンドモデルに匹敵するほど充実していますが、レーザースキャンを受光できるセンサーを装備した機種は、現時点ではまだありません(GPSによる対応のみ)。

■セルスター/ミラー型セーフティレーダー AR-W65GM

 準天頂衛星「みちびき」のサブメーター級測位補強サービスに対応、受信衛星76基、レーザー式新型取締機対応(GPSポイント)、災害通知機能、無線LAN対応、3.2インチMVA液晶。

【3】GPS受信情報のみあれば良いという「お手軽派」にはコレ!

 レンタカーやカーシェアリング、会社のクルマなど、レーダー探知機を固定で設置するのが難しい場合は、手軽に持ち運べて、電源ソケットに挿すだけで使用できるタイプがオススメ。

 GPS受信機能により、全国の取り締まりポイントを音声と本体内蔵のLEDランプが知らせてくれます。

 また、メーカーから提供されるGPSデータにより、最新の取り締まりポイントを無料で更新して使用することもできます。

■セルスター/ソケットタイプGPSレシーバー GR-91

 配線不要だから、どこでも持ち運び可能。ガリレオ衛星受信対応 6種類76基の衛星から受信できる。ゾーン30エリア警告対応。

◆  ◆  ◆

 警察の自動速度取締機は、レーダー式からレーザー式への切り替えが進んでいます。

 速度取り締まり探知機を選ぶ際は、最新のGPSデータを受信できる機能が搭載されている機種を選ぶこと、また、予算が許せば、レーザースキャンを受信できる機能がある機種を選ぶことをお勧めします。

 本記事は、決して速度超過という違反を勧める意図はありません。こうした装備によって、より安全意識や順法意識を持ち、安全運転を心がけていただきたいと思います。

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